vol.11天文宇宙検定2級/伸びしろ
こんにちは!南です。
25歳で宇宙に関心を持った私が
天文宇宙検定2級の資格を受けるべく
勉強をする日常を載せています🚀
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3章4節『太陽系のつくり方』
3章ラストでございます!
4節では、太陽系の起源について
学んでいきます。
太陽系の質量は、
約99%太陽が占めています。
((99%って、待って他の惑星は、、笑))
残りの材料をどのようにして
他の惑星が形成されたのか。
また木星はなぜ大きく成長できたのか。
太陽系の起源のシナリオをしっかり
頭に入れましょう🧠
惑星はどうやってできた?
▷地球ができたのは今から約46億年前。
この数字は、隕石の年齢や地球上に存在する
最も古い岩石など。
様々な状況証拠から推測されたものです。
ちなみに隕石は約46億年前に形成された
太陽系で最も古い岩石です。
京都モデル
(どのような過程で惑星ができたのかのシナリオ)
1980年頃、京都大学の林忠四郎さんが提唱。
①太陽が形成されたときの残りの材料から
太陽の周りにガスや塵からなる
原始太陽系円盤ができる。
②円盤の中の塵がどんどん集まって、直径
数kmの微惑星がたくさんできる。
③微惑星の衝突合体により原始惑星が形成。
④原始惑星の巨大衝突により地球型惑星が
形成される。
木星型惑星は大きく成長した原始惑星が
ガスを大量に集めて形成される。
ガスを十分に集められない原始惑星が
天王星惑星となる。
((太陽ができたときの残りの材料によって
我々の地球もできたんですね🌏))
木星はどうして巨大惑星になれたのか
まず大きな原始惑星になれるかどうかは
元になる材料が周りにたくさんあるか
というポイントが重要です。
火星と木星の間には
スノーラインがあります。
▷スノーラインとは
原始太陽系円盤の中に存在する水が
太陽近くの温かい場所では気体になり、
遠くでは氷になる。
この境界の場所のことをいいます。
ということは
木星から遠くには、氷も含めて
たくさんの材料があるんですね。
そのため、強い重力で大量のガスをかき集めて
大きく成長したと言われています。
太陽から遠い天王星や、海王星の場合は
原始惑星の形成に時間がかかるため
大きくなる前に原始太陽系円盤のガスが
なくなってしまったのでは?と考えられている。
火星と木星の間について
火星と木星の間には、小惑星帯があります。
これは小惑星が無数に帯状に分布するところ。
では、なぜ1つの惑星にはならなかったのか。
疑問ですよね🧐
まず、原始太陽系円盤からできた微惑星は
ほぼ同じような向きと円に近い軌道で
公転しるといわれています。
そのため、衝突しても壊れるほど激しくなく
互いにくっついて大きくなるんです。
ところが木星の軌道のすぐ内側では
すでに大きくなった木星の巨大な引力により
微惑星の軌道が乱されてしまう。
お互いに激しく衝突した結果、たくさんの
小惑星ができたと考えられている。
((恐るべし、木星の引力!!!))
4節まとめと章末問題
4節たのしかった!
我々が住んでいる地球が
太陽ができたあとの残りの材料によって
生み出されたなんて🌏😌
考えたこともなかった。
スケールの大きいことを学ぶと
新しい発見や自分では思いつかない
発想に出会えるので本当にたのしいです。
4節ではさまざまな起源がでてきます。
そのシナリオをしっかりおさえて
いきましょう!!
▷章末問題に挑戦
3章の章末問題。
10問中8問正解でした!
難しく感じたのは
やはり式を用いる問題でした💧
ケプラーの第3法則の式を用いる
問題で躓いてしまいました。
式は頭に入っているのに
問題文を読んでいると
式のどこに数字を当てはめればよいか。
冷静に判断できず💧
情報整理ができていない状態でした。
これは悔しい。。
問題にも式にも慣れていないということが
わかってよかった!!と捉えます。
問題をたくさん解いて
問題文や式問題に慣れていきたい!
頑張ります🔥🔥
4章は『星』がテーマです。
たのしみ。
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