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【英文法の小径】未来表現・その三

英語で未来のことについて述べるには、さまざまな表現形式を用います。今回は、will と be going to を取り上げます。

I think the weather will be nice later.

今後の天気について予想を述べている。未来の予測といったら、まず思いつくのは will かもしれない。このときの will は話し手の確信を示すものなので、冒頭のような文は、話し手が将来、間違いなく起こると信じていることを表します。

Look at those black clouds. It’s going to rain.

一方、未来の予測を述べるのに[be going to]を用いることもあります。今、空には黒雲が見えている。黒雲はこれから雨が降ってくる兆しだ。このように、現在の状況にもとづいて予測をするとき、もっと詳しく言うと、黒雲のような、未来の出来事を引き起こす原因が現在あるような場合には、[be going to]を用います。

あるいは、予測を述べる話し手の外側にその明白な根拠(目に見える証拠)があるときには[be going to]を用い、そういうものがない場合には will が好まれると言ってもいいかもしれません。

Be careful. You’re going to fall.

足元のおぼつかない相手に向かって「転びそうだから、気をつけて」と注意を促している。

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