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【英文法の小径】have (got) to〈助動詞〉その一

I have to work tomorrow. 
I’ve got to work tomorrow.

日常会話、特にくだけた英語では[have to]の代わりに ‘got’ を加えた[have got to]を用いることがある。

I usually have to get to work at nine.

通常の始業時刻が9時であることを伝える文。ところが、この場合は[have got to]は用いない(I’ve usually got to get …)のがふつうだという。ちがいは何だろう?

冒頭の文が明日の勤務という当面の義務/必要性について述べているのに対して、この文が言及しているのは日々繰り返される義務/必要性です。このように、習慣的な義務/必要性については通例[have got to]を用いません。

述べようとしていることが当面の/一回の行為なのか、それとも習慣的/一般的な行為なのかにもとづく使い分けは、他の助動詞でも見かけることがあります。

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