【英文法の小径】can/could〈助動詞〉その一
I’ll be able to speak better if I practice more.
何かをすることが「できる」こと、すなわち、そうする能力があることや、そうすることが可能な状況にあることを述べるときに、助動詞の can を用いることは広く知られている。
ただし、「できる」ことが未来のことである場合に will can とは言えないので、代わりに[be able to]を用いて 'will be able to' と言うことになる。「もっと練習したら、もっと上手になる」と、上の文は話し手の予測について述べている。
I don’t have time today, but I can see you tomorrow.
この文の but 以下も未来のことに言及しているのは明らか。それなら、'will be able to see' と言わなくてもいいのだろうか?
未来のことであっても、今、つまり話をしている時点で、それが可能かどうかについて判断を下している(=決めている)ような場合は can を用いるのがふつうです。
Can you come to a party on Sunday?
こんどの日曜日に行われるパーティーへの参加の可否について、相手に(現時点での)判断を求めている。
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