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【英文法の小径】未来表現・その四

英語で未来のことについて述べるには、さまざまな表現形式を用います。今回は will がテーマです。

I think she’ll pass the exam.
I’ll probably be home by midnight.

予測を述べるのに will を用いると、それは話し手の確信に満ちた予測を表す(未来表現・その三)。つまり、このとき話し手は、聞き手に対し自分の予測を信じて疑わないことを求めている(というのは言いすぎだろうか)。

しかし、未来のことに絶対確実はない、というのが誰もが認めるところ。なので、予測が外れる可能性を考えて、冒頭の文のように I think や I expect などで始めたり probably などを使ったりすることで、will のもつ断定的な意味合いを和らげることがよくあります(占い師や予言者なら話は別かもしれない)。

Things will get better soon.

もちろん、話し手の自信たっぷりの予測がふさわしい場面もあります。例えば、悪いこと続きの友人を慰めるひとこと。

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