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家族創りへのある一つの関わり方

家族創りというと、親がやること。
もしくは少し拡げて親の親(祖父母)がやること。
こんな考えがあるのではないでしょうか。

他にも子どもが関わるとしたら、

幼稚園、保育園、学校の先生や保母、保父。
学童保育や塾の先生。
といったところ。

他にも、地域の相談窓口。
家族に関わるカウンセラー、コーチと行ったところがあると思います。

今回は、この中の家族創りのコーチングについて。

家族創りのコーチングでは、
家族としての未来をどうやって創っていくか、
家族のいまここの関係性をあらわにし、
どうやってその未来を創っていくか、
コーチとして協働の相手となり、家族同士の対話を支援する。
そんな家族創りという事業の応援をしています。

そんな家族創りのコーチングを提供していますが、
家族カウンセリングの本を読んで、
家族に関わるということを広く学んだりしています。

家族カウンセリング と 家族コーチング

今回は、そんな家族カウンセリングと家族コーチングの違いは
どんなことかなと考えてみました。

カウンセリングとコーチングの違いということで、
カウンセリングは、マイナスから0を目指す
コーチングは、0からプラスを目指す
というような説明を聞くことがあるかと思いますが、

カウンセリングは、過去の最高を目指す
コーチングは未来の最高を目指す
という説明を自分としてはすることもあります。

では、それが家族になると?

家族カウンセリング

家族カウンセリングは、
個人の抱えている問題の補助手段として
その家族に関わってもらって解決を図ることかと考えます。

例えば、

アルコール依存症の解決には、
本人へのカウンセリングはもちろん、
その円環的に影響関係のある家族の方々にもカウンセリングをし、
個別、あるいわ同席してのカウンセリングをしながら、
家族も一緒に解決を図っていく。

そのような関りをするのかなと考えています。

なので、カウンセリングのテーマ(主訴)としては、
このようなことが話されているようです。

・関係性の改善
・依存症の解消
・虐待の解消
・心身状態の復活

家族コーチング

家族コーチングは、
家族全員に同席していただいたうえで
創りたい家族の形などの未来をテーマにして
家族全員での対話をしながら、進めていきます。

家族全員同席なので、
夫婦であれば夫婦二人とも、親子は親と子と全員同席となります。
その前段階として、各々と1対1でお話をさせて頂いてから
全員同席という形をとるときもあります。

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そうやって家族全員の同席の上で実施する家族コーチングでは、
このようなことをテーマにお話を伺わせていただいたりします。

・結婚の前にお互いの気持ちを合わせる。
・子どもが生まれるにあたり、生まれてからの夫婦の協力の方法を考える。
・夫婦関係を良くしたい。
・子どもが巣立ってからの夫婦だけの生活を考えたい。
・子どもの進学や未来について話し合いたい。
・離婚したい。
・親との関係を改善したい。
・家族経営の事業を盛り上げるには。
・夫婦でお互いに傷つけあわないようにしたい。
・夫婦の共通点を探す。

第三者としての関わり

今回は、
家族カウンセリングと家族コーチングの違いって
こういうことかなと考え書き起こしてみました。
家族との関りはどうしてもデリケートになることなので、
第三者を交えるということに抵抗もあったりすることでしょうが
第三者だからこそ関われるということもあったりします。

こういうことも世の中にあるということを知ってもらえればと思います。


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