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打撃が上達する4つの方法

どうも、元そこそこ強豪野球部ベンチ外のシュシュです。

過去の自分や、スポーツ・部活に打ち込んでいる人に伝えたいのが、武井壮さんの発言です。

痛いほど響きますね。努力っていうのは、苦しい事をした時間の長さではない、と。
じゃあ、努力とは何なのか。
それは、その競技に必要な能力を伸ばすトレーニングのこと。伸びる内容をやると、成長する。

しかし、ここで難問が…

それは……

「必ず伸びる練習」とは何か?ってことです。

全てのスポーツの競技者は、ここを本気で考える必要があります。

だから、しっかり、どういう練習が、どういう成長に結びつき、それがどう成果に結びつくかを考える必要があります。

ところで問題なのは、野球という競技において「必ず伸びる練習」って何??ってことです。

事実、これが分からないから、多くの指導者は、常識的に言われていたり、伝統的なやり方をみんながやっているから、昔からやっているから、という理由で、とりあえずこれをやっておけば、何か必要なトレーニングになってるだろうということで、無駄な練習をたくさん強いているように思います。

しかし、それでは、上手くなることはないです。なぜなら、伸びる練習ではないからです。盲目的に練習しても成長はしません。

なので、考えることを大事にしましょう…といっていつもは終わりたいですが、それでは困りますよね??

そこで自分が、これまでの知見を総動員して「野球のバッティング」に絞ってですが【バッティングが上達する正しい努力(意味のある練習)とは何か?】を考えてみました。

結論からいうと、【打撃が向上するための正しい努力】とは、この4つです。

■打撃が向上する正しい努力

1.より打てるバッティングフォームに変更する
2.自分が持つバッティングフォームの完成度を上げる練習
3.フィジカルを高める(ウエイトトレーニング)
4.アタマを使う(配球を読む訓練)

この方向性のトレーニングは何であれ、自分のバッティング向上に寄与すると考えます。決して、全体練習や、ただ一生懸命やるだけでは、バッティングは向上しません。

1.より打てるバッティングフォームに変える

これに関しては、こちらのマガジンを参考にしてください。

2.自分が持つバッティングフォームの完成度を上げる練習

1.でいった自分が持っているバッティングフォームの完成度を上げる練習です。
これは多くの人がやっていることです。

例えば、
スイングスピードを早めたり、
身体全身を使えるようにしたり、
下半身をより使えるようにしたり、
自分のバッティングフォームが持つ苦手ゾーンへの対処をうまくする
変化球打ちの練習
などなど、です。

つまり、バッティング練習は

1.打てるバッティングフォームに変えるか、
2.バッティングフォームの完成度を上げるか
という方向性しかないと思ってます。

ちなみにいうと、下手くそな選手ほど、「1.の打てるバッティングフォームに変える」ための練習に時間を割くべきなのですが、現状は2.の「下手くそなバッティングフォームの完成度を上げる練習」しかしていないのが、現状です。

3.ウエイトトレーニング

フィジカルを鍛えることです。
ベンチプレスやデッドリフト、スクワットの重量を上げて、フィジカルをUPさせます。

同じバッティングフォームでも
スクワット200上げる選手と
スクワット100上げる選手では、
飛ばせる飛距離や打球速度が違います。

なので、打撃力を向上させる非常に意味あるトレーニングといえます。

こちらについても、記事を書いてるので、ご参照を。

4.配給を読む訓練

これを実践して、自分は打撃向上しました。
これに関しては野村克也さんがよく言っています。

「捕手として成長できれば、配球の読みも深くなって、今以上に相手が怖がるバッターにも成長できるはず。オレが捕手をやっていたおかげで打者として数字を残せたように、ね。」
「キャッチャーボックスに座るとキャッチャー。バッターボックスに立つとバッターをやっている。もったいない。バッターボックスでもキャッチャーをやれ。ただ来た球を打っている。天才的なバッティングばかりやっている」

事実、自分も配給を読むことで、打てる確率が上がったと思います。

この方法は、説明するのが難しいですし、整理することが難しいので、それについて詳しく知りたいという方がいれば、記事をつくろうかな、と思います。いらっしゃれば、コメントください。

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全ての方法は、簡単なものではありませんが、ほぼ確実に打撃能力の向上につながると思います。

頑張りましょう。