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教習所YouTuber??教習所チャンネルの戦略!(編集者編)

こんにちは、山鹿です。
今回も面白いことを勉強してきました!!

今回は『広沢自動車学校』でYoutuberをやっている           『教習所チャンネル』さんにお話を伺ってきました。​

教習所チャンネルさんは2020年の2月から始まりました。
Youtubeの動画を実際に作っている方々にお話を聞き、まとめてみました。

今回は主に編集を担当されている『井花祐基』さんにお話を伺いました!

1.軽く概要です

まずは『教習所チャンネル』さんの概要について。
『教習所チャンネル』さんは出演者お二人と編集者の井花さんの     3名で作り上げているそうです。
主に教習内容や教習所についての動画をあげているようです。

"Youtubeの概要欄に全てが載っている"                とのことですので、引用させていただくと。。。

YouTubeで学べる教習所、2020年2月開校🎦
現役の教習所指導員がガチ解説👨‍🏫
まだ免許を持ってない方にも、教習所に通ってる方にも、        ペーパードライバーにも、
全ての人の不安に寄り添います🤝
皆様のご入校(チャンネル登録)、お待ちしております▶️

だそうです!

↑実は教習とあんまり関係なさそうな動画もYoutuberらしく上げていたり。井花さんは『天の声』さんとしてたまに動画にも出演します。

(…おいしそう。)

2.スタートはどういう感じで始まったのでしょう??

きっかけは井花さんが元々編集の技術を持っていたこと。
そこから、
『編集できるんなら折角だしYouTubeやってみようか?』
という話になり。

じゃあ誰が出演するか、となった時に選ばれたのが演者のお二人。
チャンネル内での『ライオン』さんと『カンガルー』さんだったそうです。
こうして三人で『教習所YouTuber』を始めることになりました。

3.分析

まず初めは、教習系の動画を投稿してみるだけでしたが…。

井花さんはただ動画を投稿するだけでなく、              戦略的にYouTubeを盛り上げようと考えました。
そこでまずは分析。
現状を分析することから始めます。

・登録者数の上下、比率など
・競合である他の教習所系Youtuber
・どのような動画が再生されやすいか

こういった分析を進めていきました。                       どれも必要な分析でしたが。。。

その中でも登録者数は数字として出てくるため             分析がしやすかったらしく、
登録者数について色々なお話を聞くことができました!

まず、登録者、つまり視聴者の層が二つに別れていると考えたそうです。

①教習や運転の知識のために登録している層
②教習所チャンネルの動画そのもののファンの層

どちらも大切な登録者ですが、層が分かれている為           見る動画の種類も異なってきます。
よって投稿する動画もどちらかのニーズに               コンセプトを寄せて作ることが大切だそうです。

また登録者の上下と教習所の繁忙期は大きく関係があるそうです。
(教習所の繁忙期は夏の8月前後、冬の1〜3月辺りです)
繁忙期、つまり教習生が増え、教習系の動画も多く見てもらえる時期は                 登録者数もバーッと大きく増えるそうです。
多い時期は1000人程も一度に増えたとのこと。
…しかし、逆に繁忙期が終わってしまうと登録を解除してしまう方も多い。

これらの分析から、登録し続けてくれる人、               つまり固定客を増やすことが必要だと、井花さんは気付きました。
逆に閑散期は登録者数があまり増えないそうです。
こちらもなんとか増やしたいと考えました。

4.戦略

分析が終われば、次は具体的な戦略の構築です。
具体的な方針として、
・長期的なファンを増やすこと
・閑散期でも登録者数が伸ばすこと
この二つが目標だと、分析でわかっていました。

では、井花さんはどのような戦略を立てたのでしょうか?

まずは他のSNSや動画サイトを併用することでの宣伝を考えたそうです。
Twitterインスタグラムstand.fmTikTokなど。
これらにそれぞれ役割をハッキリとさせて運用することで、
固定ファンの獲得と閑散期の登録者数増加をを目指しました。

Twitterは情報の発信のために。
インスタグラムは制作の裏側などをあげる専用に。
stand.fmはより深いファンのために。
TikTokはより広く認知してもらうために。

それぞれ効果はありました。                     中でもstand.fmTikTokは大きく影響があったそうです。
stand.fmでは、目標通り教習所チャンネルの固定ファンの獲得に成功。
ファンの声に生で直接答えられることがファンの心を掴んだみたいです。
TikTokでは、TikTokからYoutubeの教習所チャンネルに飛べるよう     リンクが設置してあります。
そしてTikTokで出した動画がバズる(=大きく流行り再生される)と    教習所チャンネルにも人が流れてくる、という具合でした。

また、これらに加えてインスタグラムのライブやYoutubeのライブなど
ファン層になってくれた方へのサービスに注力しました。
こういった戦略を実践し、現在約7500の登録者数へとなりました!      登録者数も今のところ安定しており、戦略は上手くいっているみたいです。

5.そしてまた分析へ

分析と戦略構築は何度も続きます。

TikTokがバズると何故教習所チャンネルにも視聴者が流れてくるのか。
それはおそらく、TikTokを利用している人と教習所に通う人の年齢層が  似通っているからです。

登録者の男女比に目を向けてみたら、                 2020年時点では6:4で男性が多めに占めていました。
しかし2021年度では5:5となっており、女性比率が増加しました。
これは女性の方が固定ファンになりやすいのではないか、
女性は一つのコンテンツを長く見てくれる傾向があるのではないか。
という考え方もできます。

競合である他の教習所のYoutubeチャンネルの登録者数は      10000人を超えているところもあります。
そういった競合相手の動画を分析することで、             今後の動画のクオリティの参考にします。

無限ループ

…なんだか色々書きましたが。
とにかく、Youtubeの動画をあげるだけでも
これだけの分析と戦略が必要なんですね…!

6.終わりに

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”僕らはいつも、時間がある時にミーティングをする。
三人でやっているからこそ各々の視点が必要だし、考えを共有する。
最近は役割分担も明確になってきたし、                まだまだ良い動画作れるようになる。
今年は登録者10000人目指すわ!”

今回は指導員でありながらYoutubeの編集をする、            井花祐基さんにお話を伺いました!
またの機会に、今度は演者であるお二人にもお話を伺ってみたいですね。     というわけで、出演者編を乞うご期待!お待ちください…!!

今回は以上とさせていただきます。
ここまでの長文をお読みいただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!
広沢自動車学校、社内動画クリエイターのnote担当、山鹿でした!

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