声のバリエーションが簡単に9つ増やす方法

こんにちは!株式会社シンクスリーで、四国最大規模のドローンスクール「広沢ドローンスクール」の運営をしたり、広沢映像学校で、映像クリエイターとディレクターをしている大西と申します。

0、はじめに

今日もよろしくお願いします!
さて、最近はお仕事でナレーションを受けることが多くなってきました。
ただ、あんまり今まで「音声」というモノに興味がなかったもので、どうしたモノかとずっといろんな人の動画や本を読み漁っていたところ、
今日、読んだ本に面白いことを書いてありました。

「声のバリエーション」という話です。

1、声のバリエーションってなに?

まずは、3種類の話し方を身につけるところから始めるのがいいらしく、
1、声を張った話し方
2、普通のトーンの話し方
3、声を抑えた話し方
この3種類だという。

最初は「?」という感じでしたが、どうやら
声を張った話し方=ポジティブ
普通のトーンの話し方=ニュートラル
声を抑えた話し方=ネガティブ
という感じらしいです。

確かに、人間の感情はこの3種類に大きく分けることができるのは間違いないと思います。また、この3種類は「声の強弱」に思われるがそうでもなく、

実は、「高い、普通、低い」の3種類に分けるといいみたいで、ハイテンションの人が必ずしも、声のトーンが高いかというとそうではないかもしれないが、確かにトーンの高さで感情がたかぶっていることは容易に想像できます。

つまり、「3つの声の高さ」を使い分けることで、感情を相手にある程度伝えることができます。

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2、しゃべるスピードを変える!

そして、もうひとつ。

しゃべるスピードを変えるということ。
巻き気味にしゃべることで、多くな情報が詰まっているビジネスライクなイメージ。ゆっくりしゃべると優しくて柔らかい印象などなど。

つまり、しゃべるスピードでコントロールできるのは、テンションということになります。テンションをあげれば、「感情的に」→「しゃべるスピードアップ」して、下がれば「客観的に」→「しゃべるスピードダウン」→冷静なイメージを伝えることができます。

ということは、3×3=9種類のバリエーションを持つことができます。

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3、9つの声のバリエーションをまとめると?

速い×高い=ポジティブなことを感情的に話す(人物や商品をレビュー)
普通×高い=話をしていることを少しだけ強調したいとき
ゆっくり×高い=美談とか良いニュースなどを伝えるとき
速い×普通=流し聴きしてほしい時、内容が長いがストーリー上で表現するとき
普通×普通=特色がない話し方
ゆっくり×普通=丁寧に説明する話し方(事務的な連絡や注意事項)
速い×低い=恐怖感や驚きを与える時
普通×低い=注意を呼びかけるとき、不気味さを表現するとき
ゆっくり×低い=説得力のある話し方をしたいとき

というように9つに簡単に分類できます。
よく考えてみると当たり前のようにしていることもあるけど、意識をして、声を出していることってありませんでした。

これは、今後の映像制作におけるナレーションを依頼する時、または、自分自身がナレーターとして映像の中に声を入れる時に、どんなことを伝えるのかというイメージがあれば、上記の9つの話し方を区別しながらマイクに向かって声を出すことができると思いました。

まぁ、あんまり関係はありませんが僕が一番好きなナレーターはこの人です。

情熱大陸や任天堂のCMで有名な方です。
これから、音声コンテンツの時代が来る!とも言われる時代です。映像表現だけでなく、音声にこだわりを持つ日も近いと思いますので、少しでもこのnoteを見てくれた方のお役に立てればと思います!

広沢映像学校 大西


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