維新と国民民主党はどうあるべきか

最近、維新と国民民主党の関係が取り沙汰されるようになった。

学生どうしでも、結構維新と国民の関係は良いのではないかと勝手に感じている今日この頃だ。

まず、「維新と国民民主党の合流は有り得るか?」と聞かれたとしよう。

私的見解だ。

答えは、可能性は「現時点では0%」である。

なぜか。

一番の理由は、国民民主党と労働組合(連合)が結びついていることである。「業界団体の支持なし」を掲げて厳しい選挙を戦っている維新にとって、これの解決なしに、合流することは、100パーセントありえないし、維新は、労組にアレルギーを持っていることは、以下の文書から明らかだ。

日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は28日、希望の党(代表=小池百合子東京都知事)との連携について「民進党が『丸ごと合流』しては(連携)できない。労組、特に自治労の関係者などは無理。しがらみのある人たちを引き入れたことになる」と述べ、民進からの合流組を小池氏がどう選別するかが連携に影響するとの見方を示した。大阪市内で記者団に語った。

そして、二つ目の理由は、原口一博衆議院議員、小沢一郎衆議院議員、森ゆうこ参議院議員をはじめとする、アンチ維新の議員がいることだ。

例えば、原口一博衆議院議員は、維新と国民民主党の統一会派構想が浮上した時、こう述べている。

国民民主党の原口一博国対委員長は1日の記者会見で、同党内で浮上している参院での日本維新の会との統一会派構想について、「あり得ない。選挙の時は(立憲民主党などと)野党共闘でやってきたわけで、それをないがしろにして今の維新と会派を一にする特段の理由はない」と否定的な見解を示した。

とりあえず、立憲民主党べったりの方なのである。原口・小沢・森の3氏に対しては、国民民主党の支持者からでさえ批判があるほどだ。

しかしながら、現在野党第一党である立憲民主党は弱りつつあり、日本維新の会が野党第三党でありながら躍進を遂げている。今後、この3氏が損得勘定で維新に擦り寄って来るのではないかとも考えられる。

だが、維新の会はこの3氏を中心とするグループははねのけ、徹底的に弾圧(笑)すべきであると考える。

最後に、3つ目の理由。

旧・民進党批判のスター的存在・足立康史がいることだ!

足立議員は、旧民進党の批判を行っていた。当時の民進党の状況から考えれば、当然のことではある。

2016年4月7日、衆議院総務委員会において、民進党に対して「2009年に政権交代(当時民主党)するまでに、もちろん、毎年のように自衛隊法改正はありました。でも、重要な安全保障に関する法案が大体二年に一度、自公政権で提出をされました。海賊対応だとかPKOだとかいろいろなものがありましたが、全て民進党は反対、全て反対したんです」「その民進党が'09年に政権をとったときに、彼らはどうしたか。今まで反対していた法案全てをそのまま修正することなく執行したんですよ、三年間。その三年間の間、民進党は一切の修正法案は出しませんでした。前向きな法案も一切出さない、後ろ向きの法案も一切出さない」「民進党は、そうやって反対をし続けた法案、法律に乗っかって三年間政権運営して失敗したんですよ」と主張した上で[27]、「民進党はあほじゃないか。あほです。あほ」などと発言した。この発言には委員長の遠山清彦から「発言は良識の範囲内で」と注意をされたが、それでも態度を改めず「こんな政党は日本の恥だ。あほ、ばか、どうしようもない」と続けた[28]。

もちろん、玉木雄一郎衆議院議員の批判もやっていた。

立憲民主党の福山哲郎幹事長、これ献金もらってるんですよ、獣医師会から。希望の党の玉木雄一郎代表、これ献金もらってるんですよ

献金をもらって、仮に請託を受けて、あっせんをし、国会質問をしていれば、普通に考れば、お金を貰ってあっせんをすれば、あっせん利得罪、あっせん収賄罪、様々な疑惑が取り沙汰されています。すなわち、犯罪者である。ま、犯罪者とは言いませんよ。私は犯罪者だと思っていますけど個人的には

やはり、このことから考えると、仮に維新と国民民主党が合流したとしても、維新の一部は反発し、離党。逆効果になるのでは無いかとも思われる。

まぁ、最近は足立さんも丸くなって、玉木さんを評価したりはしてるようですけどね。

国民・玉木雄一郎代表「足立康史議員と腹を割って話したい」YouTube動画で https://t.co/wHK7ptw4ns

是非やりたいですね。
身を切る覚悟について、獣医師会について、4年後から10年後までの間の首班指名、共産党との選挙協力、消費税、マイナンバー、BIについて…
テーマは山ほどあります!

今後、維新と国民民主党の合流はありえるのか。それは全て、維新の選択と、国民民主党の自浄能力にかかっています。

今後の政界地図がどう塗り替えられていくか。それはまだ私たちには分かりませんが、維新+国民民主で自民党に対抗し、立憲民主党に肉薄する政党ができるのかも知れません。