川越から、埼玉県内のアニメの聖地までの所要時間を調べてみた
こんにちは、川越のご当地メタルバンド・ThickFog(シックフォグ)のVo.桃胡 雪です。
唐突ですが、皆様に埼玉は川越市への興味を持っていただくには、一体どうしたら良いのでしょうか。
そのことを最近ずっと考えておりまして、そうして思い付いた案が「川越の外から来た人間である私の視点で、川越についての記事を書く」でした。
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川越をハッピーセットに、しーてしまえ！
私は高校時代を小樽で過ごしました。川越と同じくTHE・観光地な小樽です。古き良き時代を感じさせる街、という点でもよく似た両者です。
けれども違いがあるとしたら、小樽は札幌からすぐの距離。小樽と札幌はセットで観光が叶うのです。つまり、観光客なら札幌に行って小樽を外すことはかなり少ないかと。小樽と札幌は言わばハッピーセット(無理やりすぎ？)、余裕があれば近隣の余市でニッカの見学をするとか、仁木で美味しい果物をいただくとか、そういう選択もまた出来るのです(余市と仁木の皆様、おまけ扱いしてごめんなさい。かくいう私も余市の出身です)。
さて、川越をハッピーセットにするとしたら如何しましょう―ぶっちゃけ「川越＋α」って、想像がつきづらくないですか？
埼玉って、県内に住んでいてもどの市町村がどこにあるのか、正直わからない気がします(だって「市の数日本一！」ってそうだ埼玉でも言ってたし)。
道産子の私からしたら「水曜どうでしょうのカントリーサインの旅、埼玉でやっても良さそうだな…」くらいの気持ち。イラスト入ってるカントリーサインは、埼玉だと寄居とか秩父方面にしか無さそうなんですけどね。
まして、しつこいですが道産子の私としては「埼玉ってみんな春日部」くらいの感覚で、試される大地に生きていました。クレヨンしんちゃんの影響は大きく、私から、埼玉県の県庁所在地であるさいたま市を吹っ飛ばしていました。あとは笑点の影響で秩父を知っていた程度…県民の皆様、ごめんなさい。
話を戻しますが「〇〇と△△に行く」という目的地が一箇所でない旅行というのは、修学旅行みたいに計画性があっていいものだと思います。勿論、無計画で行く旅も行き当たりばったりさが楽しいものではありますが、行く場所がはっきりしていれば、それだけ時間も大切に使えるというもの。
そこで今回は「時間」に焦点をあてて「川越とセットに出来る場所」を考えてみました。そして、観光の「目的」に当たる部分に選んだのが―「アニメ」です。
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「アニメの聖地」としての埼玉
埼玉は「アニメの聖地」、つまりアニメの舞台として、たくさんの場所が使われています。その筆頭がクレヨンしんちゃんの春日部ですね。
そして川越も「神様はじめました」「月がきれい」等、人気アニメの舞台になっています。他にも川越を舞台にした作品は、アニメに限らず漫画や小説等いろいろありますので…それはまた、別の機会に。
川越のくらづくり本舗さんも「神様はじめました」パッケージのお菓子を販売されていて、人気商品なんだそう。
そんな「埼玉のアニメの聖地」、もしも川越とどこかを回るとしたら―所要時間はどれくらいになるか、実際に私も視聴したことがあるアニメをチョイスし、公共交通機関を使うことに限定して調べてみました。
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①らき☆すた
もう十年以上前の作品ではありますが、今ではそのキャラクターが着ぐるみ化し、久喜市のゆるキャラも同然になっている「らき☆すた」。
「らき☆すた」の聖地はいくつかありますが、今回はその一つ・鷲宮を目的地としてみましょう。
川越⇔鷲宮 約１時間２０分～２時間
割と時間を要するので、電車に揺られることが好きな方にオススメ。時間帯によって所要時間も４０分程度変わってくるので、乗る電車を事前に決めておく方が良さそうです。JR川越駅から埼京線に乗るルートがわかり易い気がします。
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②あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ドラマやパチンコ台の製作にまで至った、秩父が舞台の名作アニメ。こちらも９年前の作品とはいえ、未だに秩父も力を注ぎ続ける大人気作品です。
川越⇔秩父(or西武秩父) 約１時間４０分～２時間
時間を要することは鷲宮と同じですが、車窓の景色がまったりめなので、穏やかな時間を過ごしたい人にオススメ。余裕があれば、所沢まで乗り継いで西武線の特急に乗るのも楽しいです。もしもお帰りの際に池袋まで行かれるのなら、西武秩父から特急で終点の池袋まで行くのが断然便利です。
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③ヤマノススメ
ムーミンバレーパークのメッツァでも有名な飯能が聖地の、山登りを題材にした人気作品。飯能を歩けばどこかしらで「ヤマノススメ」のイラストを目にするほど。
川越⇔飯能(西武線) 約１時間 ／ 川越⇔東飯能(JR川越線) 約３０分
電車の本数がやや少なめなこと、飯能の大通までほんの少し距離があることを考慮出来るならば、断然ＪＲを使っての移動がオススメです。ちなみにメッツァまではどちらの駅からも距離があるので、メッツァにも行っておきたい方は、更にバスを乗り継ぐことをオススメします。
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終わりに
アニメに興味をお持ちでない方には「？？？」な内容だったと思います。
が、「アニメの舞台になったこと」に着目し、それを観光資源のひとつにしている街というのは、柔軟さと寛容さに溢れ、街歩きをしていても、純粋に感心させられることが多いように思います。
せっかく川越に行くのだから、〇〇にも行ってみよう―そうやって埼玉のいろんな場所を「セットで」楽しむ流れが出来たなら、川越観光もますます盛り上がってゆく、そんな風に思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました！今後も「川越の外から来た人間である私の視点で書く『川越』」シリーズは続けて参りますので、良かったらまた読みにいらしてくださいね！
参考資料・アニメで世界を繋ぐfind anime
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