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第30話「おどれる絵本『TALK』収録曲発表!その①」

どうも、ミスターです。今回は、ワースレスのおどれる絵本、第2弾「TALK」の収録曲の情報解禁!!

と共に、普段あまり聞かれないので楽曲に込めた想いを解説させて下さい。

合わせて、メンバーそれぞれが絵本についてお話している記事もお楽しみください。

「深呼吸」

工藤あゆみ作「五感」から生まれたうた。

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「365歩のマーチ」のように力強いファンファーレで迎えてくれる曲が欲しい、練り歩きにも合うような足音も音楽になるような曲、という所からスタートしました。

今までの曲も別に斜に構えて作ったわけではないですが、いわゆる王道を行くような曲を意識しました。デモを聴かせた時にsunnyちゃんが「真っ正面から来たね。」と言ってくれたのを覚えています。

ワースレスの楽曲を作る際に意識しているのは、今までの作品全てにおいてのメンバーの【うた】のバランスです。どうしても僕がうたう曲が多くなってしまうので、みんなでうたえる曲!という事も意識して作りました。

作詞に関しては、絵本タイトルの「五感」にかけて「語感」を意識して歌い出しの一言目は「あっ!」にしようと決め、そこからは50音順に組み立ててみました。

作詞は縛りがあればあるほど、不思議なもんで、逆に遊びを取り入れやすく、縛りがなかったら出て来なかったであろう言葉たちがポロポロと出てきて、その段階でこの曲はいい曲になるぞと確信していました。

あとはワースレスのその日のパフォーマンスのラストの曲になるような、ラバーズにとっての定番曲に育って欲しいと思いました。

読み聞かせBGMは絵本の特性上、アドリブが良いなと思い手掛けています。

「毛玉のボールのブルース」

柴田ケイコ作「めがねこ」から生まれたうた。

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キッカケは、「めがねこ」出版イベントで、作者の柴田ケイコさん、手紙舎の城田さん、編集者の山懸さん、が表立って動いていらっしゃったので、失礼ながら御三方をアイドルグループに見立て、キャンディーズとかピンクレディーみたいな往年のアイドルソングを作ろう!がスタートでした。

あとはナサニエルレイトリフみたいな曲をやりたい!と前々からメンバーに共有していたのでここだ!と思い着想。

発表時は、御三方にうたって頂きたく構想を練っていたので短めの仕上がりでしたが、「めがねこ」読み聞かせ時の中田くんがとっても好評でこれはワースレスでも今後定番絵本になるだろうなということで今の仕上がりになりました。(その後、作者の柴田ケイコさんは手掛ける作品の主人公を中田くんの声で想像して描いて下さっているようです。泣ける。。。)

最初はイントロのカズーアレンジもなく演奏していたのですが、ワースレス初のエイトビートがあまりにもしっくりこなくて、悩み抜いた結果、イントロをつけ冒頭からテンションが上がる展開を作りメンバーのグルーヴを整える手法を取りました。ウォッシュボードアレンジはまず一度ドラムで作りそこから落とし込みました。

エイトビートという事で、バンジョーアレンジもロックギターのようにコードをあまり追わずにエレキギターならこう!と意識しました。

作詞に関しては、僕が思うアイドル像と猫のお話なので、アイドル=猫、猫=アイドル、を意識して書きました。日々暮らしていて一番頭の中で流れるワースレスの曲はこの曲かもしれません。(階段登るから?)

読み聞かせBGMは、めがねこさんのテーマソングが「毛玉のボールのブルース」にちゃんと繋がるように意識しています。



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