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しまなみの絶景に抱かれて 美味しく健康美が叶う今治湯ノ浦温泉ワーケーション

The Workeアンバサダーによる
『ワーケーション体験記』をご紹介します!

今回体験記を書いてくださったのは、
ライター、インフルエンサーの 藤木 綾 さん

今回、藤木さんがワーケーション先に選んだのは
愛媛県にある 湯ノ浦温泉 ホテルアジュール 汐の丸(現在はホテル名が『瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿 汐の丸』に変更になりました)
その昔、日本有数の難所「来島海峡」で権勢を極めた村上水軍。
ここ今治には、卓越した航海技術で潮流をつかみ歴史の波を生き抜いた水軍たちの栄華と浪漫が今も息づいています。
ここで、どうやって過ごされたのでしょうか。
どうぞ、お楽しみください✨


昨年、温泉ワーケーションを体験し、その快適さは忘れ得ぬものとなったが、今年4月に2泊3日にて再び温泉ワーケーションを体験させていただいた。

今回のワーケーション先は、愛媛県今治市。
湯ノ浦温泉の大型ホテル『湯ノ浦温泉 ホテルアジュール 汐の丸

愛媛県の温泉といえば道後温泉が有名だが、湯ノ浦温泉は温泉療法医が選ぶ名湯百選の1つとなっている。
昭和51年に開発されたという比較的新しい温泉地ではあるが、公明皇后(聖武天皇の母)ゆかりの湯として知られ、良質の温泉が出る湯治場として認知度は決して低いものではない。

■ホテルへのアクセス

電車ならJR今治駅から路線バスで30分。
車なら今治湯ノ浦ICより3分。
今治駅⇔ホテルの無料送迎も予約制で行っている。

私は今回、成田空港よりジェットスター航空利用し、松山空港まで1時間20分ほどのフライトだったが、往復10,000円ほど。
成田〜松山便はよくセールをやっており、片道3,000円もしくはそれ以下の時も多いので、個人的には断然飛行機がオススメだ。

せっかく初めての愛媛県ということで、ついでに観光して回りたいところがあったため、松山空港からはレンタカーを利用してホテルまで移動した。
空港からホテルまではノンストップで1時間ほどだが、海岸線沿い(196号線)を走るので景色も良く、楽しいドライブとなった。

■ホテル設備

湯ノ浦温泉の中でも一際大きなホテルアジュール汐の丸。
ラウンジ、レストラン、結婚式場、多目的ホール、宴会場(大・中、和室)、ジョイルーム、大浴場、駐車場は100台収納可能と広く、EV車の充電も可能。

1Fフロントロビーは広々とし、入り口はスマートフォンスタンドが用意されたフォトスポットになっている。

瀬戸内海で活躍した日本最大の海賊と言われる村上海賊(村上水軍)のイメージにピタリと合ったフォトスポットだ。 
売店はもちろん完備され、名産品である今治タオルや愛媛銘菓などが取り揃えられ、ここでお土産を調達することも可能。

待ち合わせや休憩にもちょうど良いホテルロビーは、ゆったりくつろげるソファーが並んでいる。

愛媛県今治地方と言えば多彩な観光スポットで知られ、『しまなみ海道』があることから、近年はサイクリストにも大人気エリア。そんなサイクリストのための宿として、同ホテルでは室内自転車持ち込み可能なだけではなく、1階には自転車整備用品を取り揃えている。

また、前日までの予約制であるが、早朝7時に出発し、海岸沿いの往復7キロをホテルの自転車でサイクリングをする“朝チャリ”も可能になっている。

温泉と言えば女性にとって浴衣を着るのも楽しみの1つだが、1階浴衣コーナーでは、色とりどりの美しい浴衣が用意されているだけではなく、コーデできる羽織も用意されている。
毎日違った浴衣を着ればテンションもアップして、ワーケーションも楽しくなるものだ。

さらに、こちらも予約制ではあるが、砥部焼機体験も可能。
縁日会場もあり、昔懐かしい玩具で遊んだりゲームができたりと、大人から子供まで楽しむことができ、多彩なエンターテイメント性もいい。

フロントの横では海賊温泉たまごを作って食することができ、レモネードが用意されているのも、きめの細かいサービス。

その他、自動販売機から電子レンジも設置され、ロングステイに向けて地下にはコインランドリー完備。

快適ホテルライフが重要視され、ナノケアなど女性には嬉しい美容機器やマッサージ機、数種類の枕や部屋で楽しむためのゲームなど、数え切れないほどのアイテムがレンタルできるようになっているのもワーケーションロングステイにもホカンスに打ってつけだ。

■ワーケーション客室

客室総数59室
ワーケーションとして利用させていただいた部屋は、洋室スタンダードツイン(27.8㎡)

大きめのツインベッドで、1人利用では快適すぎる広さ。
大きな窓を開けてベランダに出れば向こうには山が見え、緑も多く静かなエリアは騒音もなく、快適ワーケーションが可能。

加湿器兼空気清浄機、電気ポットにお茶セットといったホテル定番備品はもちろん、たっぷり入る冷蔵庫ももちろん完備。

ホテルへ向かう途中、愛媛の特産品である柑橘類を道の駅で購入していたので、冷蔵庫で冷やして温泉上がりにいただくと、水分補給とビタミンCチャージにピッタリ。余談だが、さすが愛媛と言わんばかりに、柑橘類は驚きの価格で販売されている。
ちょいとワケありなら、たっぷり入って108円というプライスだ。

トイレはもちろん、ウォシュレット完備。洗面台も広々とし、温泉大浴場があるので使うことはなかったが、バスタブは広めに取られて使いやすい。
アメニティーの歯ブラシ、ヘアブラシ、男性用のシェーバーなどは1階に用意されている。

明るい日差しが差し込む窓辺でのワーキングタイムは、家での作業よりもゆったりと心穏やかで効率もいい。

Wi-Fiもサクサク入り、ストレスフリーで作業できる。
部屋にはスマホの充電コードをはじめとし、各種デバイスの充電コードも完備されていたので、スマホ2台持ちの私には重宝してくれた。

仕事に疲れたらベランダに出て山を眺め、美味しい空気を吸い込んで気分転換、リラックスモードに。
家ではオンオフ切り替えが上手くいかずダラダラ作業になりがちだが、場所を変えれば不思議とオンオフ切り替えられるのがワーケーションの良さ。

外の空気を吸うのもいいが、やはり温泉ワーケーションの良さは、疲れたら温泉に入れるということに尽きる。
肩凝りがスマホ作業の多い私にはツライため、温泉で凝り固まった体をほぐせるのが嬉しい。

湯治気分で温泉に入り、湯疲れは大きなベッドでゆっくり癒しと、ダラダラ過ごせるのも“温泉ワーケーション”という大義名分がある故、罪悪感ゼロだ。

■ホテル内温泉

温泉療法医が選ぶ名湯百選の1つ、それが湯ノ浦温泉。
内風呂は女性のみ『セリシン浴槽』が用意されている。

セリシンとは、絹の周りを包んでいる成分『シルクセリシン』のことで、徹底保湿にアプローチしてくれ、紫外線吸収力とカット機能によって活性酸素を抑えてくれるため、美白・肌の老化防止やアトピー性皮膚炎にも効果的と言われる。

ただでさえ温泉効果で肌がしっとりスベスベだが、ダブルの美肌効果。
ワーケーションしながら全身美にアプローチしてくれる、女性には魅力的な温泉だ。

温泉ホテルでのワーケーションは、温泉にトコトン入れることに尽きる。
朝は2つある露天風呂で新鮮な空気を吸いながらリラックスしつつ、シャキッと目覚ましから始まる。

晩御飯の前に温泉に入り、ゆっくりと食事し、また寝る前に温泉に入ってしっかりと体の芯まで温めればぐっすり眠れる。つまりは、健康的な生活がお約束されるというわけだ。

洗い場も広々として使いやすく、シャワーの水圧も上々。
近年の温泉ホテルでは増えているシャンプーバイキングがあり、いろいろなシャンプーを使えるのも入浴の楽しみの1つだった。

洗面コーナーは個々のスペースが広く取られて使いやすいく、クレンジング洗顔、化粧水、乳液、ヘアケアアイテム等揃っているので、かさばる化粧品類を持っていかなくても充分対応できる。

また、ドライヤーバイキングもあり、ナノイーを始めとした各種ドライヤーが使えるので、ドライヤーによる髪の毛のダメージも気にすることなしと、こういったところも女性にはポイントが高いものだった。

ワーケーション中、役に立ってくれたのが無料で使えるフットマッサージャー。

同じ姿勢で座って仕事をしていると、足が浮腫んでだるくなることがしばしばあるため、毎日のマッサージでスッキリとお役立ち。
また、サイクリストたちにとっても、足の疲れを徹底的にとってくれる救世主的存在だ。

筋肉疲労、冷え性改善など、様々な効果が期待できる温泉は1日の疲れがしっかりと取れ、また明日から頑張ろうと言うモチベーションアップにもなってくれる。

■お食事

温泉もだが、食事もワーケーションの楽しみの1つ。

今治市と言えば、瀬戸内海の新鮮な海の幸を満喫できることで知られるが、ホテルアジュール汐の丸は食事でも高評価を得ている宿。

温泉宿・ホテル総選挙2022
海の幸部門第1位獲得の実力派

朝晩の食事は、1階の大宴会場にていただいた。

【夕食】
ある日の御前は『青海の膳』といい、先付けからデザートまで全9品。
今治の日本酒とともに、美しい彩りの前菜に舌鼓。

・刺身盛り

鯛・カンパチ・シマアジ・サワラの盛り合わせ。しっかりとした噛み応えの鯛は、味が濃くて甘みも強い。

・出陣前夜の勝利の願い

春の食材がギュッと詰まった鍋にも、肉厚の鯛がたっぷりと入っている。
鯛の旨みが出汁にしっかりと出て、ひと口啜っただけで息を飲むほどの美味しさ。
下処理がしっかりされているので、鯛の骨を気にすることもなく堪能できる。

・村上海賊の戦記より 

目の前で蓋を開けてくれる宝楽焼きは、村上海賊が戦いに勝ったお祝いで食した料理で、今治の郷土料理だそう。焙烙焼きとも言われ、みかん塩でいただくスタイル。
魚介の味がぎゅっと閉じ込められて、素材本来の味を楽しむことができる。

1皿サービスとなる料理は、今治の名物である焼き鳥。

今治には焼き鳥屋が多くあるが、串に刺さった焼き鳥とは異なり、鶏を焼いて鉄板に押し付けて焼くスタイル。
気の短い今治人が素早く食べられるよう、独自の焼き鳥に仕上がっている。

・海老と野菜の天麩羅

プリプリとした海老や、大きなシメジはカラリと揚げられていてシツコさもなし。
天つゆも用意されているが、みかん塩でいただけるのも愛媛らしい。

・鯛釜飯

お食事までも鯛と、最後まで鯛を満喫できる御膳。
テーブルで炊き上げられた出来立てホヤホヤの鯛釜飯は上品な薄味ながらも、しっかりと鯛の旨味が出て、お焦げの部分まで美味しくいただくことができる。

・汁物

汁物には、みかんうどん。さすが愛媛らしい一品
みかんが練り込まれ、すっきりとした味わいの喉越しが良い麺と、上品な出汁がきいた味わいの汁は、お腹がいっぱいでもツルツルと胃に入ってしまう。

・デザート

ホテル自家製みかん牛乳プリンも愛媛らしく柑橘が使われている。

プルンとしたみかんゼリー、そして濃厚滑らかな、みかん牛乳プリンのダブルの柑橘ハーモニーで非常にクオリティー高いスイーツに仕上がり、これだけでもホテルで販売してほしいほどの美味しさだった。

しかも、デザートといえども会席料理のちょこんとしたデザートは異なり、ボリュームもかなりあるのだが、もう1つ食べたくなるほどの美味しさといえば、どれぐらい美味しいか伝わるだろうか。

兎に角、鯛をとことん心行くまで満喫できる豪華御膳。
1日で鯛をこんなにも沢山食べたのも初めての経験だったが、鯛がこんなにもしっかりとした甘みがあり、心から美味しいと思ったのも初めてだった。

東京のいわゆる高級店で、気持ち程度にちょこんと高級な天然の鯛をいただいても、心から本当に美味しいなと感じた事は1度もなかったが、養殖の鯛を使っているとは言っても東京でいただく高級な鯛とはまるで違うのだ。

お話を伺うと、輸送による時間の経過は鮮度が落ちるらしく、味に違いが出てしまうそうだ。
地の物はその地でいただくのが1番ということが、このホテルの食事をいただいてみればよくわかる。

また、ある日の夕飯は『風月の膳』

もちろん、安定のお造りは瀬戸内の新鮮な魚介盛り合わせ。
デザートのボリュームのあるミルク豆腐までもまた、感動レベルの美味しさだった。

【朝食】

1日の始まりの活力になってくれる朝食もまた、ボリューミー。

朝から新鮮なお刺身がいただけるという贅沢さに加え、今治のソウルフード『焼豚玉子飯』までもが味わうことができる。

今治で生まれたB級グルメと言われる焼豚玉子飯は、甘辛タレが焼豚と目玉焼きにかけられ、ご飯にのせて混ぜていただくスタイルだ。
使われている玉子自体、黄身の色が濃くプリンとして良い物を使っているなということが一目でわかる。

不思議と朝から、いくらでもご飯が入ってしまうほどの美味しさ。

また、愛媛の郷土料理であり、瀬戸内の新鮮な魚介を少し甘めのタレに漬け込み、豪快にご飯にかけて、かきこむようにいただく漁師飯『ひゅうが飯』も用意されている。

朝から愛媛を食という形で存分に味わえば、仕事もはかどること間違いなし。

鯛のアラが入ったアラ味噌汁は、非常に濃厚な味わい。
味噌汁自体、好きではないが、これは本当に心から美味しいと思った逸品で、ご飯を入れても美味しくいただけそうだった。

その他、新鮮野菜が取り揃えられたサラダは、ブッフェスタイルで提供している。

食後のお茶ももちろん用意されているが、1階ロビーではセルフでコーヒーを始めとしたドリンクをいただくことができ、カップに入れて部屋でゆったりとくつろぎながら飲むこともできるのが良かった。

毎日違った美味しい食事は飽きることなく、ボリュームも味もともに満足のいくもので、温泉宿・ホテル総選挙2022で海の幸部門第1位獲得と言うのも納得のいくものだった。

ワーケーションはもちろん、食事目的として利用するのもオススメなホテルだ。

■周辺観光

ワーケーション合間の観光として、やはりハズせないのは『しまなみ海道』

かの有名な来島海峡大橋は、ホテルから車で30分ほどと近いので訪れたが、その絶景には息を呑む以外になかった。青い瀬戸内海に白い橋というコントラストには圧倒され、ずっと眺めていても飽きることはない。

自転車をレンタルして、また、歩いて橋を渡ることも可能なので、気晴らしにも健康維持にも最適スポット。私は車で橋を渡り大島に行ってみたが、車だとせっかくの海が見えないので、ここは是非ともサイクリングをして渡ることがオススメだ。

ドライブ帰りに立ち寄った『来島海峡大橋SA』も素晴らしい眺めで、海を眺めながら無料マッサージチェアを使うことができ、至れり尽くせりのサービス。

大きな館内は愛媛名産がたっぷりと揃えられ、レストランでの食事も可能。
また、愛媛名物である『蛇口からみかんジュース』も、こちらで販売されているので、立ち寄るのもオススメだ。

あまりにも想像以上に広く、素晴らしい景色が待ち受けていた愛媛県今治市。
とても数日ではすべてを回ることは厳しく、まだまだ行ってみたいエリアが残されている。

働きながら絶景巡りをし、愛媛の美味しいものをいただき、サイクリングで体を鍛えたら温泉で健康美にと、そのすべてを叶えてくれる『湯ノ浦温泉 ホテルアジュール 汐の丸
再度ワーケーションというスタイルでロングステイしたいと思うとともに、今後ワーケーションを考えている方にはオススメしたいイチオシのホテルだった。

【藤木 綾(@miyokon)さんのInstagram】
https://www.instagram.com/miyokon/


今回 藤木さんが滞在した
【湯ノ浦温泉 ホテルアジュール 汐の丸】は👇こちら👇

※現在はホテル名を『瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿 汐の丸』に変更しております

住所:〒501-5301岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4670番地の427
TEL:0575-73-2101
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