モチベーション理論

モチベーションは、人間が行動を起こす際の心理的な原動力を意味します。
モチベーション(M)は、次のように定義されます。

M = 目標達成によって得られる報酬の魅力度×目標の達成可能性/気の散りやすさ×〆切までの日数

このことから分かるように、モチベーションを高めるためには

・目標達成によって得られる報酬の魅力度を高める
・目標の達成可能性を高める
・気の散りやすさを下げる
・〆切までの日数を小さくする

ことが有効であると分かります。


注意点として、モチベーションは外部から大きくすることはできません。本来モチベーションというのはその人の内部に自然と湧いてきているものです。
モチベーションを高めるというのは、その湧いてきているモチベーションを最大限行動に結び付けてあげることと同義です。

例えるなら、貯水ダムです。貯められる水の最大量がその人のモチベーションの最大量、溜まっている水の量がその人の現在のモチベーションです。
モチベーションを高めるというのは、ダムに貯まっている水を放出する作業であり、水を増やすのではなく水をせき止めている壁を取り除く作業です。

つまり、モチベーションの貯水量と最大貯水量は、当人が様々な経験を積みながら増やしていくしかないのです。
ここは誰にもコントロールできません。

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