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弓削島・佐島・尾道へ行ってみた(#4)

ーー3日目。

朝から、またお祭りへ。

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昨晩の神事で神様を御神輿へ下ろしたので、神様が町を歩く。
神様の周りに地元の人や神主さんがいて、大名行列の様。

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昨日、行ったokkapaさんのご家族と立ち話。
これが日常なのも地方のいいところだと思う。。
私のとってこれが非日常。だって、外から来た人間だし。

でも、地方にある日常って京都にもあるはずで、そこに私も入っているはず。。これまで私は全く気づかなかった。なんでだろうね。。
こんなコミュニティのあり方が落ち着く。安心できる。

さて、お祭りを見た後はいよいよ宿を出発し尾道へ。
昨日、お約束していたため森先生がお迎えに来てくださった。

宿で合流したのちに、弓削島・佐島を離れ、尾道へ行く。。
佐島港ではなく、隣の生名島いきなじまから出ているフェリーへ。
こちらは車が乗れるから生名島の港へ。

佐島・弓削島を離れる事に対して寂しさがあった一方で、新しい場所に行ける嬉しさがあった。。

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車で1時間ほど森先生と2日間の話、これからの将来の話をたくさんした。
今までも大人とこう話し合う時間はあったけれど、何か今までと違う気持ちで話をしていた。
多分、「また会いたい人ができた」という気持ちだと思う。。
だから、森先生と話をしているときは「先生に会いに来よう」と思いながらお話ししていたし、わくわくしていた。

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さて、尾道に到着してから向かうべき場所は1つ。
「ONOMICHI SHARE」。

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海が望めるコワーキング。
港がすぐ目の前にある。以前、#エンガワーキング に関する記事を書いたが、縁側とは違ったまたいい味がある。庭を望むのもいいが海を見ながらも最高。

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ONOMICHI SHAREへきた理由は後藤さんという方に会うため。

後藤さんはONOMICHI SHAREで人と人をツナグ、コンシェルジュをしているすごい方。
radio 510という番組をポッドキャストでされています。)<・・おすすめです。

以前は町家でお会いし、一緒にコーヒーショップや西陣を歩かせてもらった。その関係で今度は尾道へ連れ出してもらった。

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まずは、お昼の時間と言うことでお好み焼きへ。

私にとってお好み焼きと言えば広島なので懐かしくも嬉しい。
(弓削島でもお好み焼きを食べたけれど、お店によって味が違う。だから、お好み焼きの食べ比べは楽しい。私の1つの趣味。)

お店は手鞠てまりさんへ。

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お好み焼きは混ぜずにそばがある方が好き。

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カウンターの前で作ってくれるのが最高にいいなと思う。
しっかり作ってくださっているのも分かるのもそうだが、作られる過程が見れるのがよりいい。

さて、ご飯を食べた後は、少し歩いて、ONOMICHI DENIMへ。

新品のデニムを尾道の人に1年間お渡しする。渡す相手は、尾道の関わっている人。1年間はかれたデニムは帰ってきてユーズドで私たちが購入できるシステム。

もちろん、新品のデニムも購入する事もできるが個人的には、それぞれのデニムに誰がどう使ってきたのか分かるストーリーがあって。
色の落ち方やしわの付き方はそれぞれのデニムを使っていた人によって異なる。だから、それぞれのストーリがあって面白い。古着だから当たり前なんだろうけれど、それが面白いと思う。ただ、買うだけでは終わらない。

新品を購入するのもいいが、どうやって新品からこの色、かたちになったのか知れることこそが面白いと思う。

次ぎに、綴る。さんという文房具カフェへ。

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お店の外も可愛いのだが、中はもっと可愛い。

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あと、尾道の重鎮みたいな人と遭遇。。。
後藤さんと一緒にいるだけで、人との遭遇率が跳ね上がる。(顔が広いどころじゃない。)

さて、次ぎに古本屋さんへ。
弐拾dbにじゅうデシベルさんという古本屋さんへ。

平日は23:00~27:00の間の営業。
土日は11:00~19:00。

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今回は日曜日へ行ったためにお昼の営業時間中に行ったが、次は夜に行きたい。ここは、個人的に1時間だけでも2時間だけでもいたいと思った。
他の本屋は自己啓発やビジネス。白くてピカピカしている。
一方で、弐拾dbさんはニッチでロックな香りがする。自分が出会いたい一冊に出会える予感をさせる。

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なんなら実際に出会えた。それがこちらの一冊。
一緒に行った森先生・後藤さん。そして、弐拾dbの店長さんが楽しそうにこの1冊について語り合っている。

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私は読んだことがなかったが、私が出会った素敵な大人たちがこの本のために語り合っている。ここを逃せばもう出会えないと思った。
まだ、半分ほどしか読めていないが、惹かれる理由が分かる。。

弐拾dbへ行った後は、路地へ入りこみ、路地にあるお茶屋さんへ。

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TEA STAND GENさんへ。

茶葉からお茶までをすべてされているお店。
スイーツの中にお茶が入っている。こちらも手作り。。

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こちらで広島から来られている人と合流し、1、2時間ほどトーク。
哲学チックな話から、どうすれば人を巻き込んでいけるのか、人の行動を強化していくにはどうすればいいかなどなどを話した。

話してる内容が高度でほとんどついて行けなかったけれど、こういう哲学が絡む話をするのは好きだし、普段ならしないことだから、話をしていることに燃えていたし感動していた。
この人はこう考えているんだと思えたし、そんな考えた方もありなのかと思った。
自分にはない考えを持っている人と話ができることはすごく刺激的だった。。こんな会話を学生としたい。。。

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会話もお茶も楽しんで、いよいよ解散という時間になった。
私も電車の時間があったため、すべてではないが尾道を楽しんでお別れだーとなっていた。

ただここで、問題が発生した。

これから広島へ向かうためにJR尾道駅へ。
すると、電車が遅延している。

京都にいれば遅延はたまにあるし、問題ないだろうと思っていた。
しかし、今晩の電車はもう出ないことが駅員さんから伝えられた。

それが19時。

この日の広島駅発の夜行バス(24:10発)のに乗るためには22時には尾道を離れたかった。でも、電車がでない。大問題発生。

代替案は
①新幹線で広島駅まで行くか。
②夜行バスの予約を切り替えた後、ゲストハウスに宿泊する。翌日帰る。

ただし、現金で所持していたのが3000円。
新幹線は使えない。ゲストハウスには宿泊できるが、、気持ちは少し帰京するモード。。

どうすれば帰れるかどうかを必死に考えた結果。。
今日お会いしたばかりの人(広島から来られてた方)に乗せてもらえないかお願いした。

電話で事情の説明と帰れない、帰りたいことを話す。

結果、彼氏さんが広島から尾道まで車で来られていたため、途中の駅まで連れて行ってもらえることに。

広島から尾道へ行くためには三原駅で乗り換えがある。
その三原駅までは連れて帰ってもらえることになった。

車の中では彼氏さんがバックパッカーしていたときのお話を聞く。
これがめちゃくちゃ面白いのだが、乗せてもらっていた申し訳なさに相殺されて、あまり笑えなかった。。。

三原駅に着いて、電車が出ている事が確認できたため、ダッシュ。
満足にお礼を言えず、お二人から離れることになった。
しかも猛ダッシュで。。ほんとにせわしなくてごめんなさい。
ありがとうございました。この恩を誰かに繋げられるようになります。

尾道から乗せてもらったお二人とお別れした後は、電車で広島駅へ。

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広島駅に到着した後は、駅周辺を巡って時間を潰した。その後、夜行バスに乗り、無事に京都へ帰着。。

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この記事を書いている人はこんな人!
| 京都の大学に通う3回生。現在は3回生の6月に京都・西陣エリアに迷い込み京都産業大学の地域に開かれた学外拠点町家 学びテラス・西陣でインターン活動中。フットワーク軽い人間。変な学生になるのが目標。コミュニティ・マネージャー見習い。なんでも屋。|

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