西陣#24日目「もしホームレスが悪なら、私たちは正義ってこと」
おはようございます、こんにちは、こんばんは。ゆーたです。
そして、おかえりなさい。今日も読んでくださりありがとうございます。
夏はどこ行ったのかと感じていた矢先、猛暑が来た。
西陣界隈はまだ涼しいかったが、上賀茂や北山のほうまで行くと暑さが変わるような気がする。1、2度くらいは上がっているのではないか。そう感じさせるここ最近だった。
さて、今日のお題を見ていただければ何について書くかなんて簡単に予想がつく。
そう、「 #ホームレス 」について書こうと思う。
ホームレスとは
ホームレスとは何か。
何かしらの理由から家を出た、ないし、出なくてはいけなくなり帰る場所を失ったために路上で生活している人たちのことをいう。
ホームレスたちの帰る場所は家ではなく、路上。
簡素な家を自作し生活している人たちはいるが、住所を所持していない。
だから、ホームレスといわれる。
*最近よく見かけるキャンピングカーや大きなバンで車中泊している人たちは今回触れるホームレスではないと話しておきたい。その人たちには帰る場所があり、立派な家がある。
ホームレスは悪か
世間一般的なイメージとして
ホームレス=悪・悪い人・落ちこぼれ
のようなイメージは持っていないだろうか。
テレビで見るホームレスは飲んだくれているし、ドラッグや大麻のようなものを所持している。人が朝から働いているところをホームレスたちは働かず、寝ている。と勝手にイメージを作り上げていないだろうか。
これは大きな間違いだと言える。
なんで間違いだと言えるのか?
なぜなら、私はホームレスの人たちと一緒に労働をしたことがあるから。
ホームレスたちには私たち学生が就活で得ようとする仕事はない。
もらえない。何なら、アルバイトもできない。
どういった仕事をしているかというと、私たちがしようとしない仕事をしてくれている。特に、清掃業務や土木作業。
え、落ちぶれているのだからそんな作業をするのは当たり前って?
ホームレスだから当たり前?
そうではないだろ。ホームレスたちがなりたくてホームレスになったのなら当たり前だと言える。
しかし、ホームレスたちが勉強を頑張れずに落ちぶれたのでもなければ、仕事をしたくないわけでもない。
ホームレスたちは、仕事を続けたかった。会社を続けたかった。
それでも、何かしらの事情で仕事を追われ、行きついた先が #ドヤ街 といわれるところだ。
選択肢を奪われた結果のホームレスであり、なりたくてなったわけではないと知らなければならない。
最後に
関西圏には西成、あいりん地区がある。多くのホームレスの人たちが暮らしている。ホームレスの生活を少しでも改善しようと頑張っている団体もいる。
でも、ホームレスは悪だという固定観念や勝手なイメージにとらわれていては見える事実は見えなくなってしまう。
さらに、人間はただでさえ関心のない情報は見ない性質をもつ。
自分のイメージと、ほしい情報と異なるからと言って情報を捨てていては偏った、いわば洗脳されているような状態になるかもしれない。
正義なんてそれぞれがもつものだけれど、勝手に悪と決めつけるのはどうかと思う。
* #DaiGo の発言を受け、彼を信じるのは結構だが、実際に現地に行って、話してみて、ホームレスは放置されるべき存在なのかどうか考えてみてもいいかもしれない。彼は個人であって、文献や書籍をたくさん読んでいるからといってバイアスを持たないというのはそれこそが間違いである。
たくさん読んでいても、実際に経験しなければ、知識にもならない。
関西圏からすれば西成は怖い場所なのかもしれないが、お酒はおいしいし、ご飯はうまい。ホームレスを助けるなんて大義名分でなくていいから、飲むみたいな理由で行ってみるのも一つかもしれない。
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