愛犬が天国へ旅立つ
とある共著論文の投稿〆切が目の前に迫ってくる中,突如お母さんからおもいがけない連絡が家族LINEグループにやってきた.
まさか,以前の帰省で撮ったのが最後の写真になるとは思ってもいなかった.
「まだ長生きするんだろうな」と前回の帰省ではそう思っていた.
もう既に高齢によって腰を悪くしてしまい,満足に歩けていないままだったが,それでも以前と変わらずに吠えてくるし,こっちに向かってくるしなと思っていた.
ただ,改めて思えば,私が中学3年の時から飼い始めたはずだから,もう13歳になっている.そう思うと十分と言っていいほど生きてきたかもしれない.
そういえば,私がずっと人工内耳を装用していたときから実家を離れてつくばにて生活するようになったときまでのと,帰省する度に少しずつ人工内耳を装用するのやめていくなどの自らアイデンティティを固めていくのをこの愛犬の目にどのように映っていたんだろうなと思っていたり.
結局,最後まで面倒を見切れないまま,両親が最後まで面倒を見てくれたんだけれど,私はこの愛犬にどこまで構ってやれたんだろうかなと今になって問い出せることもできないまま.なんともやりきれないなと気持ちに浸っていた.
と,近頃にこんな出来事があった.
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