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魔の3週目(#6.5)

(#6)にて気づきを挙げようとしたがまとまりきらず、ずるずるとここまで来てしまった。

そんな中、魔の3週目という単語を目にした。

子供は夜泣きが増え、母親のイライラも募るのが生後3週目だという。

現在、少しばかり超えてしまってはいるが、おおよそそのあたりの時期だ。

今日こんなことがあった。

子供が寝ているのが前提だが、仕事から帰宅後は妻の母親が用意してくれていた晩御飯を温め、食べるスタイルが最近馴染みの光景となっている。(平日昼間、妻を支えてくれておりありがたい限りである)

食後の私の役割としては、湯冷まし作り、調乳用湯(70℃)準備、食器洗い、昼間の哺乳瓶の洗浄消毒、沐浴が終わってなければ沐浴が主な内容だ。

妻は昼夜問わず息子と共に過ごしており、直近4日間は夜中も2時間寝られればいい状況が続いていたこともあり疲れが溜まってきていたのだろう。

食後、妻が授乳している20分間で、湯冷まし用意と哺乳瓶消毒を終え、いつも通り食器洗いをしていると

「授乳後のうとうとタイムはもっと静かにできないの?うるさいよ」

とこれまでの付き合いの中で指折り数えるほど強めに言われてしまった。


確かに水を出す量をもっと減らしたり、皿を重ねないように洗うなどいろいろ工夫すべき点はあったかもしれないが、いつもとそう変わらないよう気を付けていたつもりだった。

私は虚を突かれて黙り込んでしまった。

泣き出してしまった子の前に連れられ「はい、交代」と妻から寝かしつけのバトンタッチ。

おむつサインを見ておむつを替え、20分ほどで眠ってくれた。

その様子をリビングから見ていた妻が、少し申し訳なさそうに「いつも家事ありがとね」と言いながら横にやってきた。


私も何を考えていたわけではないが、少しそっけない態度で

「さっきはほんとにごめんなさい。お風呂入ってくるわ」

と逃げ出してしまった。

逃げ出した先のお風呂でスマホ片手に状況整理をしている。

文章化するとだんだん落ち着いてくるのは不思議なものだ。


お互い、最近は夜眠れていない。
経験した方が見るとあるある話かもしれないが、タイムリーな私にとっては一つ一つが重大イベントだ。

これから起きるイベントも三人で乗り越えていきたいと思う。

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