コーヒー紹介 El Salvador【ROMANCE】
こんにちは。倉本です。
movie theater THE SPOTの焙煎士をやってます。
今回は、商品ページだけでは伝えきれなかった El Salvador【ROMANCE】
のコーヒー豆について書いて行きます。
El Salvador【ROMANCE】
生産国:エルサルバドル
農園:マラカラ農園
栽培品種:ブルボン種
精製処理:ウォッシュド製法
標高:1370-1800m
焙煎度合い:シティロースト
El Salvador マラカラ農園とは
エルサルバドルで良質なコーヒー産地として知られるサンタアナ火山の斜面にマラカラ農園があります。
130年も続く歴史のある農園で、写真のような緑豊かな環境でコーヒーの木が育てられています。
サンタアナ火山付近をgoogleマップでみてるだけでも、緑に癒されます。。
ブルボン種の歴史と特徴
ブルボン種のコーヒー豆は1715年にインド洋に浮かぶレユニオン島に移植されたのが始まりであると言われています。レユニオン島は別名としてブルボン島とも呼ばれていたので、それがブルボン種という名前の起源であるとされています。
味わいの特徴としては、酸味と自然な甘みが豊かに感じられ特徴があります。
非常に優れた味わいと風味をもつブルボン種ですが、病気に弱く2年に1度という隔年収穫のため流通量が少ないこともあるため、貴重なコーヒー豆として知られています。
実際に飲んでみた感想
[movie theater THE SPOT]で取り扱っているEl Salvador の豆は、
中煎り〜中深煎りで焙煎しています。
-味の特徴-
最初は、酸味の爽やかさを少し残しつつ、徐々にビターな甘みが際立っていきます。余韻にも、コクのある深い甘みが続き、重なるようにコーヒーの苦味が口に広がって行きます。
第一印象として
「500日のサマー」のような大人のロマンス映画を感じさせるビターな甘みから、このコーヒー豆を【ROMANCE】にしました。
-「500日のサマー」あらすじ-
運命の恋を夢見るライターの青年は、同じ会社に入ってきた社長秘書のサマーに一目惚れする。やがて音楽をきっかけに意気投合し、距離を縮めていく2人。しかし、彼女はロマンチストの彼とは正反対の恋愛観の持ち主だった。
この映画の全体的な爽やかさと、二人の甘く幸せな時間、
少しずつお互いの気持ちがずれ始めていく複雑な感情が
このコーヒーからも感じ取れました。
大学生の頃に、初めてこの映画をみました。
主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットとズーイー・デシャネルの演技に引き込まれ、全体的にポップで楽しいシーンも多いのですが、切なさが心に残る
感情揺さぶられる映画でした。
当時、何回も見るためにDVDを買いに自転車を走らせたのを思い出します(笑)
そんな素敵な映画の印象を思い出させてくれたコーヒーであれば
みなさんにも受け入れてもらえると思い、現在の焙煎度合いにきまりました。
飲み進めていくうちに
他にも、こんな作品が思い浮かびました。
「博士と彼女のセオリー」
「エターナルサンシャイン」
「ちょっと思い出しただけなのに」
様々な映画を思い浮かべながらコーヒーを楽しんでもらえると嬉しいです。
ロマンス映画好きの方、甘みのあるコーヒーに興味ある方
[movie theater THE SPOT]でEl Salvador【ROMANCE】で販売中です。
是非、お立ち寄りください!
もしよろしければ、スキとフォローしていただけると嬉しいです。
今後の励みになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?