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2023/05/20「決断の“決め手”なんて無いのかも知れない」#雑な日記

決断の“決め手”なんて無いのかも知れない

過去にnoteで何度も取り上げている副業、「地域みらい留学」の事業支援。

2020年から今日まで続けている『経験者が語る 地域みらい留学』というコンテンツがある。

これは、地域みらい留学の卒業生や在校生と私の対談コンテンツで、留学の動機や留学をしてよかったこと・熱心に取り組んでいること等を本人の言葉で語っていただくという内容だ。

昨年からYouTubeチャンネルに過去の動画(残っていて学校側の許可が取れているもの限定)をアップしているので、気になる方は是非観てみていただきたい。

今日は2021年に当時北海道礼文高校の2年生だった掃部暁里くんと、約2年ぶりにオンラインで話す機会があった。

2年前の対談の動画貼ります👇

6月11日に開催予定の『地域みらい留学 合同学校説明会オンライン』の中のコンテンツのひとつにゲスト出演をしていただく予定で、その打ち合わせをするためだった。

打ち合わせの中で彼に中学3年生だった時のことを少し思い出してもらった。

打ち合わせの終盤、あらためて当時 不登校に悩んでいた掃部くんが北海道の秘境 礼文島にある高校に進学することを選んだ「決め手」を聞いてみた。

彼は少し困ったような顔をしてから、こう答えてくれた。

「それがハッキリしたものは無いんですよね。千葉で育ったので自然豊かな離島で暮らしてみたいとも思ったし、アメリカに短期の留学に行けるところもいいなと思ったし、話した人が優しかったりして、『これが決め手です』というのは無くて、なんとなくピンときたという感じなんです」

我々大人は、何か分かりやすい回答を無意識のうちに期待してしまうのかも知れない。
視聴者も自分もその方が理解しやすいからだろう。明確な答えが「ひとつ」ある方が、コンテンツにもしやすいし記憶しやすい。

でも実際は、そうではないケースの方が多いのではないだろうか。人間が何か決断をするときは、その大小に関係なく、非合理かつ感覚的な何かが強く影響するのだと思うのだ。

『経験者が語る 地域みらい留学』で約60人の卒業生・在校生が留学を決めた理由を聴いてきた私は、この日の掃部くんの回答であらためて思い知らされた。

最後は直感を信じて、自分で決める力が重要だ。
そして、自分で決めたことを正解にしようとする姿勢と行動が大切なのだと、36歳の私は思う。

この日記の結びに、高校3年生になった暁里くんが日本テレビさんに取り上げられた記事を貼らせて欲しい。
原因不明の不登校を経験したとしても、人間ここまで変わることができるのかと驚かさせる。

#今日摂取した主なコンテンツ

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