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2023/05/10「両親は友だちが少なかったわけじゃなかった」#雑な日記

両親は友だちが少なかったわけじゃなかった

「私の両親は友だちが少ない」と子どもながらに思っていた。

休みの日(土日休みの仕事ではなかった)に、両親が友だちとどこかに出掛けているところをあまり見た記憶がない。父親がたまーにゴルフに行っていたぐらいだ。母親が友だちと遊びに行くというのは、ほとんど聞いたことがなかった。

でも、自分が親になって気付く。「両親にも友だちはたくさんいた」と。

ただ、友だちよりも優先していたものがあったのだ。子どもや家族との時間だ。

カレンダー通りに休める仕事ではなかった父親は、都合をつけて私や弟のサッカーの試合(ほぼ土日)をよく観にきてくれていた。
クルマで(近場ばかりだったが)いろんなところに連れて行ってくれた。

結婚を機に生まれ育った広島県府中市から香川県高松市に引っ越すことになった母親は、単純に友だちが近くに住んでいなかった。生活の中で、自分の好きなことはほとんど何もやっていない人だった。

時は流れて自分も大人になり、結婚し、娘がふたり生まれた。地元の友だちや大学時代の友だちが住む場所から遠い場所で家庭を持った私は、母親と同じく「気軽に友だちに会えない環境」で日々を過ごすことになった。
社会人になってできた(主に会社関係の)先輩後輩を含めた友だちとは、ライフステージの違いや、自身の価値観の変化などから、気軽に連絡できなくなっていた。

結果的に、(コロナ禍などの事情も大いにあるが)私自身も「友だちと遊びに行く」ということがほとんど無くなってしまった。飲み会も年に2〜3回あるか無いかという感じ。
2019年に長女が生まれてから今日までそんな日々が続いている。

2018年にどハマりした趣味「トレイルランニング」も、夜泣き・朝泣きが凄まじかった長女と妻をサポートするために、走る時間を捨てたので今日まで再開できていない。(第二子が生まれた影響も大きいし、他にも理由はあるのだが...)
趣味を通じて繋がった“ランニング友だち”とも、ここ数年会えていない。だって全然走ってないんだもの。

仕事はもちろん、子育てや家事、おでかけを含めた家族との時間を大切にしたいと考えて取り組んできた結果、友だちや趣味の時間がほとんど無くなった。

おそらく両親もまさにこんな状態だったのだろう。

私は「自分の時間」を確保したいと思いつつ、子育てを妻に丸投げしたいとはまったく思わない。妻の「自分の時間」も確保して欲しいと思う。しかし、抜本的な解決策は見つからず、「子どもたちがもう少し大きくなれば無理なく時間がつくれるだろう」と考えている。

ここまでダラダラと何が言いたいのか分からないことを書いている自覚はある。

やはり子育てとは、何かとトレードオフにならざるを得ないのだろうかと、悶々とした気持ちを文章にするとこうなった。

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