見出し画像

日本でほとんど報道・認知されてない「オーバーシュートデー」について

「オーバーシュートデー」をご存じだろうか。(コロナのオーバーシュートのことではない。)

「1年間に地球が生産できる量を(その年の1月1日から数えて)人類が使い切ってしまう日」を「アースオーバーシュートデー」と言う。
毎年、グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)が発表している指標だ。
「今の生活を続けると1年間で地球○個分の資源が必要」という表現が用いられる場合もあるので、こちらの方が耳馴染みがある方も多いかもしれない)

今年のオーバーシュートデーは3日前の8月22日。発表されたのは8月20日だった。日本単体で換算した場合のオーバーシュートデーもあり、それは今年は5月12日。世界と比較しても日本が如何に環境後進国であるかが分かるだろう。(IDEAS FOR GOOD の過去記事を貼っておきます)

ちなみに過去5年間のアースオーバーシュートデーは以下の通り。
今年のオーバーシュートデーが去年よりも遅いのは新型コロナウィルスの影響だ。(2019年以前の正確な日本のオーバーシュートデーを発見できなかったため “アース版”のみ記載)

■アースオーバーシュートデー
2020年  8月22日(日本は5月12日)
2019年  7月29日  ※史上最速
2018年  8月1日
2017年  8月2日
2016年  8月8日

おそらく、COVID-19が無ければ、昨年の“史上最速記録”を更新していたことだろう。

目の前の生産活動・消費活動は本当に大切か?本当に必要か?
それをやはり1人1人が考えていく必要があると思わせる事実だと思う。もっともっと世の中の“普通の人”がこの事実を知らなければいけない。

小さいアクションからでいいので毎日の当たり前を少しだけ疑って見直してみてはどうだろうか。

※最後にお知らせ※
生活の中で自分たちができることを実践して発信している夫婦のInstagramアカウント @ethical_kazoku の投稿を本日から再開しました。
で投稿についての話し合いをおこなう時間がなかなか取れずにいましたが、ストーリーズ投稿から徐々に発信を継続していこうということになりました。

『家族ではじめるエシカルな暮らし(@ethical_kazoku )


参考記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?