AIチャットが使われた時にかかる費用の目安（GPT-4o miniの場合）
SHARE info は「投稿型サイトが今すぐ、誰でも、簡単に」作れるWebサービスです。
SHARE info のプロプラン（税込10,780円/月）で作った投稿型サイトには、オプションでAIチャットボットがつけられます。
投稿サイトへAIチャットを設置するためのオプション費用は無料です。
ただ、回答を生成するためのAIの利用料は従量課金制で、（SHARE info ではなく）AIを提供しているOpenAI社のほうへ支払いいただくことになります
そうなると、一体どのくらいOpenAIの利用料がかかるのかが気になりますよね。
でも、費用はとても安いんです。
1回の質問と回答にかかる費用は
質問が200文字、回答が1000文字、GPT-4o miniを使った場合でざっくりと計算すると、
1回の質問と回答にかかる費用の目安は、約0.1円です。
質問と回答のやりとりを100回行ったとしても約10円。とても経済的です。
例えば月額○ドルまでといった上限もOpenAIのほうで設定できますから、知らないうちに大量のやりとりが発生してコストが膨れ上がるという心配もありません。
生成AIの費用がいくらになるかわからない…と二の足を踏んでおられた方も、この値段であれば一歩踏み出せそうですね。
計算の内訳
詳しい計算方法も載せておきます。
1.まずは 「トークン数」の計算
OpenAIの料金は「トークン」単位で計算されます。日本語の場合、1文字がおおよそ1トークンに相当します。
質問が200文字、回答が1000文字の場合
質問（入力）: 200文字 ≈ 200トークン
回答（出力）: 1,000文字 ≈ 1,000トークン
ということになります。
2. GPT-4o miniでの料金計算
次に、トークンに単価をかけていきましょう。
OpenAI社が提供しているプランによって、性能と価格が異なります。今回は2024年9月17日現在のGPT-4o miniの価格で計算します。
入力（プロンプト）トークン: $0.15 USD / 1,000,000トークン
出力（応答）トークン: $0.6 USD / 1,000,000トークン
※最新の価格はOpenAIのページをご確認ください。
計算:
入力：200トークン/1,000,000トークン×$0.15=$0.00003
出力：1,000トークン/1,000,000トークン×$0.6=$0.0006
合計：入力コスト + 出力コスト = $0.00003+$0.0006=$0.00063$0.00003+$0.0006=$0.00063
3. 計算結果
1回の質問と回答でかかる費用は、約$0.00063 USD（約0.063セント）です。
1ドル150円とした場合、$0.00063×150=0.0945円（約0.1円）ということになります。
4. たくさんやり取りした場合、いくら？
100回のやり取りの場合:
$0.00063×100=$0.063$0.00063×100=$0.063
1,000回のやり取りの場合:
$0.00063×1,000=$0.63$0.00063×1,000=$0.63
10,000回のやり取りの場合:
$0.00063×10,000=$6.3$0.00063×10,000=$6.3
非常に低コスト: 2024年9月現在の料金設定では、1回のやり取りあたりのコストが非常に低く抑えられます。１万回やりとりをしても、1,000円いかないくらいです。
5. 価格計算のポイント
最新料金の確認を: 実際の料金はOpenAIの最新の価格設定に基づきますので、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
為替レート: 実際の料金は為替レートにより変動します。
モデルの種類: この料金計算はGPT-4o miniの場合のものです。モデルによって料金が異なるため、ご利用のモデルの料金を確認してください。
新しく性能の良いモデルがどんどん登場します。少し前に試して思ったような回答が得られなかったとしても、「AIなんて使い物にならない」という思い込みを捨てて最新のAIを使ってみてください。
SHARE info プロプランへのAIチャットオプション、かなり低コストで運用できます。ご不明点があればフォーラムから、お気軽にお問い合わせくださいね。
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