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フランス料理にウツボ… 未利用魚、消費拡大へひと手間

2022年1月29日 日本経済新聞

サケやヒラメなど大衆魚の不漁が続く中、身近にありながら長く消費されていなかった「未利用魚」が注目されている。

鮮度が落ちやすかったり、下処理が難しかったりなど扱いづらい魚だったが、一手間かければおいしく食べられる。近隣諸国との競争で大衆魚の漁獲量が減少し、原油高など漁獲コストも高まる中で見直されている。

フランス料理店シンシアブルーは2020年の開店時からオーダービュッフェ形式の一部料理で、未利用魚を扱う。神奈川の漁港から直送されるウツボなどだ。ウツボは骨の入り方が独特で扱いづらく、水揚げ後に廃棄されることが多い。

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