スティルポイント

 これは1986年にペンシルベニア州フィラデルフィアで開催されたサザーランド・クラニアル・ティーチング・ファンデーションの教員養成プログラムで行われたディスカッションの編集である。

 あなたは質問した、スティルポイント(静止点)では何が起こるのか?それは良い質問であり、私は詳しく説明しようとするが、これは答えではない。スティルポイントで何が起こったかには、答えが無いからである。
 フルクラム(支点)上のテコの相対的な機能をシフトさせることによって、あなたはスティルポイントを通過する。あなたはテコの2つの端の間で完全な交流を作っている。
 さて、これを投げてはいけない、しかし、私はスティルポイントの使用を諦めた。それは私が治療が求めている探求ではない。私はそれを探すことさえ諦めた。私は100万のスティルポイントを見つけた。前、中、後、そして最終的に私は諦めた。私はちょうど自分自身を取得することで起こる道が何であれ必要である。
 スティルポイントは、どの患者の身体生理が進行している生理学的なバランス行為である。それはいつでも、どこでも、とにかく起こる可能性がある。それは恐らく良い夜の睡眠中、またはそのような何かの間、患者に自然に起こることがある。それは全体的な運動性メカニズムに戻すために、それ自体をリリースするための身体の企てである。治療においては、それは医師が身体生理の中で起こったものとして認識できるが、意図的に求めているものではなく、評価しようとしているものでもないという観察可能な出来事である。それは身体がもたらしている解剖学的生理学的変化であり、そして私は医師として、それとは何も関係がない。私はそれを認識する必要はない。それが起こるという事実は、身体生理がそれを使用することを選択し、私は単純な観察者であり、目的探求者ではないことを示している。
 多くの場合、スティルポイントはあなたの目の前で起こるが、ある程度の距離でそれらの経験を頻繁に持つことができる。あなたは静かに取り組んでいるが、患者の一部の領域に耳を傾け、そして突然あなたは他の場所で何か起こっていることを認識している。さて、それが起こるためにはスティルポイントを通過していなければならない。しかし、あなたはそれが起こった時にエリア内に居なかった。変化が起こった、何がスティルポイントを通過したという事実を認識することができるが、しかしあなたはその作者ではなかった。

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