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書き初め。カルダモンメープルラテを飲みながら。

はじめまして

3回目の緊急事態宣言が始まって早2日。
仕事が休みで、家にいると鬱屈としてきて、
空気も読まずカフェに来て勢いでNoteを書いてます。

昨今、よく話題に登る「医療従事者」のため
会食の自粛を要求されている身ですが
黙って1人でカウンターでマスクもつけているので許して欲しい。
後ろめたさのあまりに、敬語が混ざってしまうくらい医療従事者への自粛圧は強い。

病院だって商売だから
クラスターなんて起きたら御破算な上に
信頼ガタ落ちだからしょうがないとはわかっているけれど。

働き始めて早1年。
新型コロナという耳タコと化した感染症と
それによる医療現場の大混乱による影響を最も受けたのはきっと私たち「2年生」だ。

何をどうしていいか、きっと誰もわかっていなかった1年前。

感染防止のためのアレコレが定まってきた2021年度のスタート。
去年とはまるで違った、私たちの知らない「いつも通り」に近い新年度のスタート。

去年ほど、先輩たちも殺気立ってない。
去年より、研修が充実している。
去年と違って、オンラインで研修ができている。
去年から、過度な診療制限もしてないし場数を踏める。

「2年目、教育の進みが悪い。」
そんなことを昨年度末から言われ続けてきた。
そりゃそうだよねと思う。

「同期の中でも、これはやれてないんだから頑張ろうと思えないの?」
少ないとは言えない同期の中で、順番に割り振ってるから待っててって言われたんですよ。

肉体的にも、精神的にも、ヘロヘロで。
Twitterでわぁ〜っと思いの丈を打ち込んで、
ある程度ぼやかして呟いた。

次の日に朝起きたら、
「医療従事者の人大変だよね、毎朝8時に拍手してる」と殊勝なリプライ。
お世辞にもありがとうございますと言う元気はなかったから、いいねだけ。
お気持ちどうも、その拍手がスパチャにでもなればいいのに。
あなたのストーリーで見るカフェランチに私も行きたいよ。

こんなことを優しい人に思ってしまう自分が嫌で、
タイムラインに戻って。

「政治家はダメ、もう移動自粛なんかしてられるか。できるものなら逮捕でもしてみろ」
そういう積み重ねの結果が今なんですよ。
政治家を擁護する訳ではないけれど、
長引かせようと思っている人なんて、どこにもいないんですよ。

2020年の4月1日から。
仕事して、泥のように寝て。
休みもほとんど出歩かず。
勉強の課題を同期と嫌々こなして。
日々、実践から学ぶこともあり。
同期とのくだらないことを話す時間だけが楽しみで。

気がついたら、2年目になっていた。
面白いくらい一部の先輩の当たりが強くなった。

社会人になって泣いたことがなかった訳ではないけれど。
元から比較的涙が出やすいほうではあったけれど。
自分でも引くほど泣いた。職場で。

管理職から遠回りに休職を勧められて、
気づかない振りをしてゴールデンウィークの休みでしっかり休みますといった。
無論、病院なので休みは少ないけれど
数日だけでもまとまった休みはあるのは嬉しかった。

買い物にだって行きたかったけど、
1人でホテルでも泊まってやろうかと思ったけど、
どれも叶いそうにはない。

そう言えば、本を読むのも好きだったはず。
積読の山に手を伸ばしたけど、心の余裕がないと活字は辛いことを知った。

絵だって、もう何年も描いてない。
上を1度見てしまうと自分で描く意味がわからなくなった。疲れすぎるとアニメだって追えない。オタクにだって体力と気力がいることを知った。

そういえば詩集も買ってたことを思い出した。
中学生の頃、一握の砂で挫折して以降詩集は読まず嫌いだった。

女性の作者で、恋愛ものが多い詩集だなと、
最初の数篇読んでの感想。

コロナ渦で出会いも無ければ余暇もない。
会食外食は出来ないから、
マッチングアプリ使っても意味は無い。
というかこのご時世で、不特定多数と出会ってる人とは職業柄会えない。
このまま、1人で死んでいくのかなとも思う。

急にコーヒーの詩が出てきた。
私もコーヒーを飲んでいたから。
という訳でもないけど、
1人で悶々としているより書いてしまいたかった。

このNoteを読んだら、
高校で文芸部と美術部を兼部していた私は将来を思って絶望すると思うけど。
大学のサークルで、文章を書いて・校正して・誌面のレイアウトをしていた私が読んだら赤ペンを持って頭を抱えると思うけど。

きっとこんなNoteは埋もれて行ってくれるから。
なんとなく期待してタグとかも、きっとつけるけど。
矛盾しまくりだけど。

かなり気持ちがスッキリしたので、なんでもいいや。
適当に流していたプレイリストの曲がヨルシカの「雨とカプチーノ」になったし。
せっかく頼んだコーヒーが完全に冷えたから。

これでおしまい。

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