「習慣」の強さ
本日もお疲れ様です。
社会人になって5年経っていますが、振り返ってみると
自分でやると決めたことの中で今現在も続けられていることが多くないことに気づかされて情けなくなります。
古い話になってしまいますが、ここ2〜3年で話題になった“GRIT やり抜く力”という書物はご存知の方がいらっしゃると思います。その要旨は、
「GRIT=やり抜く力は、可視化することも鍛えることもできる」
という研究に基づいています。
その中で気になった部分は、「やり抜くにあたって必要な努力とは何か」ということです。
何かをやり抜こうとしたときに必要なことは、簡単にまとめると「情熱と粘り強さ」です。情熱も粘り強さもないよ!ということもあるかと思います。ここでは「粘り強さ」に特化して、仕事上で思ったことを書いてみたいと思います。
粘り強さというと、私は「強固な意志で物事に取り組み絶対に自分を曲げず諦めない」といった、1〜100まで根性でなんとかするイメージがあります。が最近になって読み違いだと思ってきました。
興味があること、好きなことであれば、人間は勝手に没頭できるので粘り強さなど考える必要もないこともあるかもしれません。落合陽一さんの”ライフアズワーク”という考え方で仕事をすれば、コントロールすればいいのはストレスだけなので、根性は要りません。気になる方は落合さんの著作をお読みください。
ただ、好まぬことにも粘り強く取り組まないといけないのが現実です。そこで最近試しているのが「無心で習慣化すること」です。
毎日やらなければならないことは15分ごとに時間を区切った1日のタスクリストを一週間分作成します。それをとにかく無心で消しこんでいきます。全て時間通りに終わると達成感がありますし、スピードが上がると成長感も得られました。そうすると不思議なことに、1ヶ月繰り返してみるとなにも考えなくてもできるようになり、漏れも減りました。どうでもいいことでミスをして落ち込んでいたのですが、このあたりはトレーニングでなんとかなるようです。
こうしたいわゆるルーティーンワークが整ってきたお陰で、もっと知的なことに使える時間が増えてきました。
どんなやり方が向いているかは人それぞれですが、私のように根性で続けるのに向いていない方にはおすすめの方法です。悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?