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優しさが引き出されている

浅岡雄也さんと馬場一嘉さんのユニット、ユヤックストバビックスのライブ(vol.37、38)が10月15日(土)に開催された。一部と二部の構成で、配信で参加。多分2回目かな。

浅岡さんの歌と馬場さんのギター、時々ピアノとハモリで聞かせてくれます。
アコースティックな2人の演奏の他に、実はトークも楽しい。


長年一緒に活動しているお2人の掛け合いが夫婦漫才みたいで面白くて笑ってしまう。それ?!て話題を振る浅岡さんに冷静なツッコミを入れる馬場さんとか、この空気感が見ていてほのぼのする。


馬場さんが浅岡さんを呼ぶ時に「きみ」とか「あなた」とか「浅岡くん」とか揺れがあるのがまた良いんだよなー。親しいけれども適度な距離感があるところが。(この年代の大人が「くん」付けするの、なんか好きだな。変な意味じゃなくて)



セットリストは浅岡さんのnoteからどうぞ。



お2人が帽子姿で並んで声を揃えて口上を述べる姿がかわいい。
(妖精さんだからかわいいを使う♪)
口上の語り口と内容も独特で面白い。

【2023.10.21追加】
馬場さんのnoteに口上や解説がアップされました。


セトリには、浅岡さんソロ曲、馬場さんの曲、ユヤバビオリジナル曲が並ぶ。
時にフォーク調や演歌調など、普段、浅岡さんがソロでも演奏しないような曲を聞かせてくれる。そういうコンセプトだから、という面もあるが、ユヤバビは浅岡さんの優しさを前面に出す場なんだな。歌とギターかピアノのみで音数が少なくシンプルに歌声を存分に味わえるし、馬場さんとのハーモニーが美しい。

ソロはカッコ良さ全開!です!

星空の話が出たけど「都会っ子」の浅岡さんと三重県出身の馬場さんでは、星空を眺めた日々は馬場さんが多いはず。その経験を持つ馬場さんの素朴さが入った曲を通して、浅岡さんの優しさを引き出しているのかな、なんて思った。(全然まとまってない…)


自称するだけあって、浅岡さんの歌詞には「都会っ子」が顔を出す事がある。あーこれは都会の感覚だよね、て事が。都会と田舎どっちが良い悪いの話ではありません、念のため。


セトリからも、馬場さん曲と浅岡さん曲の色が出ていて面白い。浅岡さん曲がカタカナですぐ分かる、てのもあるけど。馬場さん曲は小説の題名みたい。


「星降る夜に」
馬場さんが聞きたいと思った浅岡さんの曲、よくぞ作って下さった。どんな歌い方が良いか聞いてくれたけど、感情は込めずに引く歌い方が好きだな。これは各々の好みだと思うので、浅岡さんの歌いたいように歌って欲しい。