今年はまだ刺されてなかったのに、刺されてしまった…
酷暑のせいか蚊にはまだ刺されてないが、違うものに刺されてしまった。
8月6日に開催された浅岡雄也さんソロデビュー20周年記念ライブ@神戸の配信で。
浅岡さんの言葉に。
歌じゃないんかい!と突っ込まれそうだけど。
自分でもそう思うけど、刺されちゃったものは仕方ない。
歌を聞いて、ライブに行って、いつ、どこで、何に刺されるのかなんて分からないし、浅岡さんは刺すから!(もちろん歌で。一応、補足)と宣言してたし(なんか文章が物騒だ)。
ライブ終了後のファニコン配信で、今回のライブでのハイライトを教えて、とお題が出た。その場で一文で伝えるのは非常に難しかったので、この頁に特に刺さった部分を書きます。
感想はnoteの別頁にあり。
それは、2部の「キミガセカイヲカエテユク」に入る前のMC。
この曲を作った理由を語ってくれた後の言葉。
「ああ失敗したとか、やるんじゃなかったとか一切思わないで、これからも自分が決めた、わたしが選んだ、そうやって生きて行って下さい」
(かなり要約)
この浅岡さんの言葉と力強い声音が刺さって、
泣いてしまった。
痛い刺され方じゃなくて、欲しかった言葉がもらえた刺され方。
自分が選択した結果である今現在、を肯定してくれた言葉だったから。
自己否定する事が多いから、自分の選択を否定しなくて良い、後悔しなくて良い、と力強く言われて、今の自分を形作っている様々な選択を認めてもらえた気がした。ここで「選択は絶対に間違ってなかったんだ!」と前向きに思えれば美しい話だけど、まだ「絶対に!」とは言い切れない。
元々ネガティブだから根が深いや…。
今は言い切らなくても良いのかな。少しは肯定してもいいんだと思えれば前進かな。
これから浅岡さんの歌を聞いていくうちに前向き思考が身に付くかも知れないし。
仕事の成果は褒められこそすれ、大人になって自分の生き方や選択を褒められる機会はほぼない。
仕事以外で褒められるのはせいぜい名前くらいだが、正直あまり好きではないので複雑な気分…自分が選択したものではないからな。
浅岡さんの言葉は直接的な褒め言葉ではないけれど、選択してきた今までの自分を全部否定しなくて良いよ、よくやってきたよ、だから今があるんだよ、と労って励ましてくれたから刺さったんだな。
20周年の浅岡さんの歌に感動して泣くんじゃなくて、自分の事で泣くってどうなんだ…と思うけど、刺されたおかげで少し心が軽くなりました。