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Coffee と出会って

こんにちは、Theo です。
前回の「Coffee があったから」読んでいただけたでしょうか?

今回は、記録を始めた後から今に至るまでのお話をちょこっと。


書くから広がること


コーヒーについて書く、スタートはそんなものだった。
次第に2つの出来事があった。

ひとつ目は、コーヒーについてより深く知りたくなったこと。
最初はコーヒー豆を買う時点で店員さんと会計のやりとりの会話程度だった。自分でも何も聞かれたくない、話したくない、そんな思いが身体から染み出して店員さんに伝わっていたと思う。そのくらい、必要最低限の会話しかしてなかった。

コーヒーの記録を書き続けていると、自分の好きなコーヒーの傾向がわかり始めた。
華やかな香り、エネルギッシュな果実の風味、口当たりがまろやかな感じ、他にも好きな雰囲気ができてきた。

「今度はこの雰囲気に近いコーヒーを飲んでみたいな」
「そしたら店員さんにコーヒーのこと色々聞いてみよう」

自分が行ける範囲で、行きたい時にコーヒーショップに着いては興味があるコーヒー豆の事、自分が欲しいコーヒーの特徴を店員さんに聞いてみる。彼らはバリスタとして自信を持って、自分が求めているようなコーヒーや、知りたそうなものを教えてくれる。そしてその時にぴったりなコーヒーを淹れ、その味に感動してしまう。または家で淹れて飲む時にも同じように思う。

彼らは気さくで、それでもってその人に合ったものを探し出してくれるのが当時の自分にとってどんなに助けになったのだろう。話す事をエネルギーが消費してしまいそうでやめていた自分が、話してみたい、また今度は違うコーヒーについて聞きたい、少しづつそう思えたきっかけになった。


ふたつ目は自分を知れることができたこと。
コーヒーの記録を書く時に、ある時からその日に思ったことを書くようになった。
初めはふたことくらい、例えば「今日はリビングの掃除をした。終わった後にとても気分がいいと思えた。」この程度の文を一緒に書くようにしていた。

メモは日を繰るごとに書く内容が増えてきて、今日やったことを書くように。もっと書くことが増えて、その日に自分が思っていることも自然に書くようになっていった。
気づけば日記になっていて、1日に1ページくらいコーヒーのことと自分のことでノートが埋まっていく。大事なノートが仕上がっていた。

たくさん書いている中で自分がどんな考え方している人間なのか、少しわかった気がしている。この小さいLIFEのノートの中だけでも自分の意見がしっかり言えること、ポジションを取れることができるようになった。
LIFEのノートが埋まり、また新しいノートに書き出していたのは自分でも驚くほどだ。日記のためにノートを買ったのは初めてくらいだったと思う。

こうやって考え方や行動を外に出せるようになったのには時間が掛かったけど、この記事を読んでくれた誰かに響くものがあったらいいな。なんて思ってこのお話は終わりにしよう。


今回も読んでいただいてありがとうございます。
おぼろげで、でも何かが伝わっていたいと思って二つに分けて書きました。
そのくらいコーヒーに出会えた自分は今までよりも前を向いて歩いていると思います。

また次回、お会いしましょう。


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