見出し画像

生きてるものはいないのか

今週は、お芝居のスタッフをやっています。

演劇人週間(^ー^)
こんにちは、ちえこです。

キャストでも、
演出でもないワタシが
作品や公演について語るのはおかしいかもしれないけれど、
稽古を数日共にしてみて、

少しお話してみたくなってしまったので、
このnoteに記してみようかとおもいます。


今回、ひさびさに、
『とてもいいお芝居だな』
と。
『なるべく見せたい、みてもらいたいな』
と。
おもったわけで。

文句無しでこんな風に思えることって、
ワタシのなかではなかなかないことで。

どんなにお金やキャスティングに力の入った商業演劇でも、
『ここがなあー。。。。』とおもう箇所が絶対あるのだけれど、
今回はそれがない。

粗削りに感じる部分さえ、
良さに変換できていて。


演出の主宰とも話したのだけれど、
コロナが世界をかえた、
2020年に上演することに、意味のある作品。

なんというか。
死について、改めて考えてしまうんです、
この作品みていると。

でもそれは、決して嫌なことではなく。
自分の中の価値観だったり、モノサシだったりを
再確認できる、すごくいい感情の変化で。
ある意味で心地よかったりとか。


あと、一番気に入っているのは、
キャスティングの良さ、かな。
ほぼ、誰一人元々知っている演者はいなかったのだけれど
まるで、その役を魅力的に見せる尖鋭を集めたのではないか、というくらい、
どのキャラクターも愛おしく、滑稽で。

そのキャラクターを演じる役者一人一人が、
キチンとキャラクターを生きている。

それをしかと感じる。




さあ、夜が明けたら、本番です。

沢山の方々に愛される
そんな作品になってくれると信じ、
ワタシもその一手を担えたらと
そうおもう次第です。

生きてるものはいないのか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?