チャンネル受信可

透明な檻の元になった透明な人間との間には透明な何かがあって、その透明な何かのせいで私達はあまり受信することができないラジオのチャンネルみたいに関係を続けている。

私は毎日どんな内容でもnoteを更新し続けているので、よっぽど今、私のnoteを見てくれている人の方が私と繋がっているといえるんだけど、透明な人間とは半年に1回くらいの頻度でチャンネルが合う。

そして、どういう訳か今朝くらいに受信があった。ちなみに私は今とても病んでいるし、希死念慮ほどではないが、漠然と消えたい欲が膨らみお手上げ状態だ。

透明な人間は私よりも常に落ち込みがちだが、今は少し落ち着いているようで距離こそは遠く離れているが、しばらくは寄り添ってくれるらしい。

次にチャンネルが繋がるのはいつになるかわからないけれど、決して会えない人とのいつ消えるかわからない電波受信を頼りに生きるのは、健全とは言えないだろう。

自らゼロにしてしまうのは最も恐ろしいことだけれど、会いに行くのもそれはそれで恐ろしいことだった。

君も、私も、どうするのが正解なんだろうね。

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