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ふりかえりは"KPTを書く"ものではない

今日の記事は、株式会社レッドジャーニーのアドベントカレンダー23日目として書いています。


ふりかえりはKPTを書くものではない…
いやいや、もちろん書くものなんですが…笑

KPTは「Keepに続けたいこと/Problemに解決したい課題/Tryにカイゼンのためにやってみることを書く」というフレームなので、これらを書く、でいいのです。

しかし、あくまでこれは筋の良さそうな、皆が納得できるカイゼンアイデアをみんなで考え、合意するためのフレーム・進め方です。

このフレームがあることで、

(Keep)今回これやってみてすごく良かったから、これからも続けたい!

(Try)もっとよりよくするために、次こんなことにチャレンジしてみない?

や、

(Problem)このスプリントではこの辺りが惜しかったな、〜が原因でも今ひとつになってしまった

(Try)だから、次はこういう工夫をすれば、同じ過ちは犯さないよね

といった、因果関係や論旨を抑えたアイデアを出すことができ、そのアイデアの筋の良さを見ることができます。

たまに、この因果関係が曖昧な付箋が出来上がることがあります。

Keep書いて→Problem書いて→Try書いて、というステップをただ進める、という理解でふりかえりを進めると、その都度脳がリセットされてしまって、因果のつながりがどこかに飛んでいってしまうのかもしれません。
「このTryってどんなことを解決できそう?」と聞いても、もにゃもにゃしてしまうことも…。
せっかく学びを整理したのに、カイゼンアイデアにそれを活かせないのはもったいないですよね。

ふりかえりも仮説思考で挑みましょう。スプリントで得た学びを踏まえて、「こうしたらもっと良くなるかも!なぜなら〜」という仮説を立てて言語化し、みんなで「良さそう!」と思えるならば、きっとTryしがいのあるカイゼンに繋がるはず。

以上です!

アドカレも残りわずか!最後までお楽しみください〜

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