見出し画像

今はただ 君に感謝を

今日の記事は、株式会社レッドジャーニーのアドベントカレンダー9日目として書いています。


私は「感謝」が大好きです。

もちろん誰かに感謝を伝えることも好きですが、ここでの「感謝」はふりかえりの手法のことです。チームメンバーで助けてくれたことや日頃の貢献への感謝の気持ちを伝え合う、というプラクティスです。

過去にも感謝についての考えを色々と書いてきましたが、ふと思いました…
「私は何故こんなにも感謝が好きなのだろう」と

私が初めて感謝のふりかえりに出会ったのは、アジャイル開発に取り組むプロジェクトで、スクラムマスターの提案で実施したのが最初でした。
当時はコロナ禍以前だったので、対面で感謝を書いたカードを渡し合う形で実施しました。もう何年も前のことですが、その時のカードは今もずっと大事に持っています。

その時のKudoカード。今でもすぐ手に取れるよう、デスクに置いている。

当時、もらったときはめちゃくちゃ嬉しくて、感動して、これは一生持っておこう、思いました。今でも時折眺めては、元気や勇気をもらっています。
当時のチームは、今でも私の中の理想のチームだと思えるくらい、楽しく活動できていて、まるでそういった原体験の結晶として、このカードたちが具現化されているようです。

そんなチームでも、感謝のふりかえりをやらなければ、こういった思いが見える化されることはなかったと思います。当時のチームの状態からすると、わざわざ感謝を伝えなくても、お互いに感謝や尊敬を持ち合っていることは全員が理解していたはずです。しかし、感謝のふりかえりがなければ、おそらくそんな思いは見えづらかったはずです。

この「普段では気恥ずかしくてなかなか言えないかもしれない思いや感情を、忘れ去られてしまう前に伝える・見える化する機会をあえて作る」ということが感謝の本質であり、尊く得がたい価値であり、これが私が感謝が好きな理由なのだと、改めて整理できました。

30分でも、ほんの少しの時間でも良い、この尊い思いを見える化する感謝という取り組みを、是非多くの人にやってみてほしいな、と改めて感じます。

P.S.
自分のカードを改めて手にとって見返している時に感じましたが、やはり感謝はアナログでやるに限ります。オンラインの付箋は保存しておくことが難しかったり流れてしまいます。加えて、写真が現像して意味や価値が生まれるのと同じように、実際に手にとって書かれているものを眺めるときに得られる感覚は、オンラインの付箋とは全く別のものです。ぜひ可能なときは対面で、面と向かってカードに書くことをおすすめします。きっと宝物になるはずです。


以上です!アドカレはまだまだ続きます!お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?