テーマパークの戦闘力「わかりやすい目的」

テーマパークの戦闘力
第1回目は「わかりやすい目的」です。
これはもうテーマパークはわかりやすくて、「目の前のゲストに楽しんでいただく」という目的があるので、体が勝手に動いてしまうのです。言葉で説明することは難しいですが、自分の好きな職場・場所でゲストにも楽しんでほしい、楽しさを共有したい、分かち合いたいといいますか･･･

やはりこの「働く目的」が大切です。理屈や正論だけでは人はなかなか動きません。感情に訴えかける目的だからこそ、現場力が強いのです。そういう意味では何のために働くかよりも「誰のために働くか」という目的の方が、現場力は強いのではないかと思います。

人の本質として、誰かに喜んでもらえるとやっぱりうれしいですよね。
テーマパークは目の前にゲストがいますから、わかりやすいです。メンテナンスをしていても、ジェットコースターであれば裏側で仕事をしていても乗っているゲストの悲鳴が聞こえてくるとやっぱりうれしいです。自分たちがメンテナンスして安定稼働している結果ですからね。

テーマパーク以外で顧客が見えづらい業界でも、自分たちの仕事の結果が人々の生活にとってどのように役立っているのか、どのように幸せにしているのか、写真や動画で見える化して定期的に見るという取り組みも見られます。ぜひお試しください。

ぜひ動画もご覧ください。
https://youtu.be/Do49xQQEV_M