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需給思惑の増幅する好材料・好業績銘柄が堅調、防衛装備品関連銘柄に注目

先週のマーケット振り返り

政府が、4月8日に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁(78)の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)を起用する人事を固めた。

副総裁には内田真一理事、氷見野良三前金融庁長官を起用するとの報道を受け、外為市場では一時130円台半ばまで円高・ドル安が進んだほか、国内債券市場では新発10年物国債の利回りは日銀が許容する上限の0.500%に達した。雨宮正佳副総裁が次期総裁の最有力とみられていただけ早期に金融緩和策の修正に動くとの思惑が強まりました。

植田氏は日銀の金融政策について、現状では金融緩和の継続が必要だと伝わっており、市場に大きな混乱を与えることはないと受け止められたようです。

日経平均採用銘柄では、寄与度の高い【8035】東京エレクトロンが52週移動平均線を突破、【5406】神戸製鋼所がストップ高、米エリオット保有の【7912】大日本印刷が大幅高。

指数自体は、10-12月決算発表が一巡する15日以降は手掛り材料に乏しくなりますから、上値が重くなることが懸念されますが、個別では日本製鉄系の【1972】三晃金属工業や、東ソー系の【6368】オルガノが高値更新しており、需給思惑の増幅する好材料を内包している好業績銘柄は引き続き注目されそうです。

今週の注目テーマと関連株

注目テーマ:防衛装備品関連

注目材料としては、11日付の日本経済新聞朝刊が「政府は10日に閣議決定した防衛産業の生産基盤強化法案で、防衛装備品の輸出を促進する基金の創設を盛り込んだ。」と報じたことです。

C-2輸送機を製造する【7012】川崎重工業は、無人潜水機(AUV)の国産化でも注目度が高いことから、昨年大きく上昇した【7011】三菱重工業のような存在感を示すか市場の関心を集めそうです。

【7012】川崎重工業 日足チャート(チャート引用:TradingView)

また、水陸両用飛行艇を製造する【7224】新明和工業は穴株的存在と言えます。固定翼型無人航空機「XU-S」の実用化に向け研究開発に取り組んでおりマークしておきたい。

【7224】新明和工業 日足チャート(チャート引用:TradingView)

※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

具体的な個別株の助言や売買に関するアドバイスをご希望の方は、是非「株マイスター」をご活用ください。


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