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2023年11月 イスタンブール旅行 旅の輝きを失いかける

イスタンブールに行くのは初めてだ。
というか、トルコに行くのが初めてだ。

でも、今までの海外旅行と比べて、ワクワクやトキメキが圧倒的に足りなかった。

イスタンブールは素敵な都市なのに、そう思ってしまったのはなぜだろう。


到着する前に疲れている

日本からトルコは遠い。

私の場合は、行きも帰りもアブダビ乗り継ぎで、片道20時間近くかかっている。
しかもエディハド航空の遅延あり。

アブダビ国際空港 ターミナルA

こんなに苦労してトルコまで来たんだから、と無駄に期待値が上がってしまう。

そして思う。
こんなに時間をかけてまで、行くべき場所だったのか? と。


海外旅行の頻度

2023年、海外旅行はこれで3度目だ。
3月にペナン島、9月にマニラ、そして11月は今回のイスタンブール。

たくさん行けば行くほど楽しい。
そう思っていたけれど、私にとっての適正頻度をオーバーしていたのかも。

年に1度、多くても2度。
それくらいのペースが自分に合っているのかな。


天気が悪かった

私の滞在中はずっと、くもり時々雨のような天候だった。
わずかな晴れ間に頑張って写真を撮った。

天気が悪いと、空も海もグレーだ。

ヨーロッパとアジアの境目であるボスポラス海峡

フェリーでそこを渡っても感動できなかったのは、きっと曇天のせいに違いない。


既視感がある

初めて訪れる国なので、何もかもが初めてだ。

だから、見たこともない景色に触れられると思った。

帝国の跡、アジア文化にヨーロッパ文化、しかもそこにイスラム教文化まで。
いろんな歴史が入り混じるカオスな世界を想像していた。


ヨーロッパ風の街並み

古くから存在するモスク

アヤソフィア内部
スルタンアフメトモスク(ブルーモスク)内部

紅茶の茶葉やスパイス

甘そうなお菓子

ペルシャ絨毯のお店

イスタンブールは唯一無二の都市だった。
決して、期待はずれのがっかりスポットではなかった。

ただ、一つ一つに目を向けると、それぞれがどこかの国で目にした何かなのだ。

具体的なことは浮かんでこないけど、見覚えがあるような気がする。


そして学んだ。
ある程度発展した国に、全く既視感のない首都など存在しないと。

イスタンブールが悪いわけではない。
むしろおすすめしたいぐらいだ。

ケバブ屋さん


2024年の海外旅行

次はこの国に行きたい!という感情が、今はまだ湧き上がってこない。

せっかくだし、海外在住の友だちの顔を見に行こうかな。


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