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【悲報】母、陰謀論に洗脳される

1. 洗脳 − ブレイン・コントロール

皆さん、ご無沙汰しております。

理由は分からないのですが、うちの会社の会長・社長・頭取の3人が、一気に退任したM銀です。


突然ですが、私の母は洗脳されています。


そのため、頻繁にこんな連絡をしてきます↓


「おはよう」の後に続けるコンボとして、この言葉の連撃を食らったことがあるのは、世界広しといえど、僕ぐらいなのではないでしょうか?


別にこれは、

[ 問 ]実の母親から朝一でこのLINEが来た時の作者の気持ちを40字以内で簡潔に答えよ。

といった類の現代文の試験問題ではありません。
まぎれもない現実です(泣)


そんな母から、ある時こんなLINEが来ました↓


情報量が多すぎるんよww

MEDBED メドベッド」「20~30年若返る」「地下から救い出された子供達」「宇宙人由来の技術

トチ狂った語彙の贅沢フルコースやんけwww


よくよく読んでみると、宇宙人の隣に「👽」の絵文字を添えてることに気づきました。

うまく言語化できないのですが、無性に腹が立ちました(洗脳されてるくせに調子にのんな笑)



2. 親世代、なぜか洗脳されがち

上述の通り、私の母はバッキバキに陰謀論に洗脳されているので、「ワクチン摂取 = 悪」だと本気で思っています。


それだけならギリギリセーフ(セーフではない)なのですが、最近では第三者がワクチンを打つことにすら干渉してくる様になりました↓


しかし、

このLINEが来た時、僕は腹を抱えて大爆笑してしまいました。


というのも、

twitterで見つけた4コマ漫画に出てくる毒親と母の言動が、あまりにも酷似していたからです。


▼それがこちら


▼引用元ツイート


「 うちの母ちゃん、モロこれやんけ笑 」

そう思いました。


念のため、釘を打っておこうと「こういう発言はオレ以外には言わない方がいいよ。特に親戚とかには…」と言うやいなや、母はこう言いました。

「この前あった時は、親戚のみんなも『コロナは風邪!!』『ワクチン打つとミュータントになる!!』って言ってたよ♪」と被せ気味に言い返してきました。


まさかの、オレが少数派っ!??


親戚の集まりには、今後死んでも行かねぇ……
この日、強く心に誓いました。



3. 親世代が洗脳されてしまう理由

母はこんな感じで凶気じみた会話のキャッチボールを仕掛けてくるので、僕は「なぜ親世代は洗脳されガチなのか?」について考えてみました。


その結果、以下の様な答えを導き出しました。

・前提として、インターネットネイティブではない親世代(50~60代)は、近年になってスマホの普及に伴いSNSでの情報収集をする様になった。

・しかし、ここ数年でSNSを利用し始めたばかりの親世代は、ネット上で発信されている情報の大半が「嘘または嘘に限りなく近い情報」であることを実際に体験していないため、この事実を(本質的に)理解できない。

・そのため、20~30代であれば今までの(エロサイト高額架空請求などの)経験測からする直感から「どう見てもこいつは怪しいだろ笑」と分かりますが、親世代はYouTuberやツイッタラーのインチキ判別ができない。そして、彼らの唱える謎の思想を疑うことなく信じてしまう。

・また、不幸にも仕事を引退して無限の時間を手に入れてしまった親世代たちは、怪しいアカウントの言うことをくり返しくり返し見聞きすることで、脳内にインチキ理論がすり込まれる。

・その結果、私の母の様なバッキバキの陰謀論者が誕生してしまう。


いかがでしょうか??
正直、大きく外してはいない気がします。


ひろゆきの発言で「嘘を嘘と見抜ける人でないと掲示板を使うのは難しい」という有名なものがありますが、今まで(20~30代の若者達からは)長い間ネタとして扱われていました。

しかし、

50~60代の親世代がSNSを利用する様になった現在では、彼ら自身が今までネタにされていた「嘘を嘘を見抜けない人」になってしまいました。

その結果、悲しいことに、このひろゆきの発言が風刺的な意味を持ち始めてきています。



4. 母、遂にインチキ民間療法に手を出す

とまぁ、なんとも前置きが長くなりましたが、後編からがインチキ宗教団体の総本山に訪問するストーリーになります。


完全にイっちまってる母が、脳梗塞の治療のためにメドベッドという(B級映画ですら使うのを嫌がりそうな)カプセルで治療をしたい!と言い出したことが発端でした。


母曰く、これに入るだけでどんな病もたちまち治るらしいです(さらに若返るとかチートだろw)

ニュースとかでたまに報道される、トチ狂った芸能人が訳の分からないインチキ民間療法に手を出すやーつですやんwww

と思いながら、面白そうだから付いていくことにしました。


つづく

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