韓国で大ブーム!最近もっぱら楽しみはウヨンウ弁護士
どうも。
ここ最近の僕の楽しみはもっぱらこれですね。
このKドラマ「ウヨンウ弁護士は天才肌」ですね。これ、ブラジルでもネットフリックス配信されてるので、僕も見てる最中です。
僕のブログはKドラマのファンの方にもかなり読んでいただいてるんですが、ブラジルがちょっと困ったことになってたんですね。というのも、「ヴィンチェンツォ」あたりまでは韓国と同時配信だったんですけど、どうやらブラジルでのKドラマの需要が上がったようでして、それまで作ってなかった吹き替え版を製作するようになって、その都合で本国から7週遅れではじまるようになったんですね。
それが「賢い医師生活」の第2シーズンあたりからはじまって、「海街チャチャチャ」でもその影響が出てしまって。こういうことされると、せっかく盛り上がっていたKドラマ熱に水が刺されるんですよね。そういうこともあって、「チャチャチャ」を最後にはまったKドラマがなかったんですよね。
ただ、先週、ツイッターのTLでこのドラマが話題になってるのを知って「面白そう」と思ってネットフリックス調べたら、「今週水曜からはじまるよ」というアナウンスが出て、「おお、本国から2週遅れではじまるよ!」と喜んで見てみたら、これがもう大満足!
知らない方に説明すると、これはウヨンウという名前の女性弁護士が、自閉症というハンデを抱えながら、超絶的な頭脳明晰さを持って次々と裁判を解決していくコメディ・スタイルの法廷ドラマです。
なんといっても
このウヨンウを演じるパク・ウンビンの抜群の演技力ですね。終始きょとんとした無表情の顔つきと口調なんですけど、これに妙にリアリティがあってうまいんですよ。話が、突如脱線して、彼女が大好きな鯨の話をするときに、知ってる知識をものすごい早口でまくしたてるのがすごくおかしいんですけど、こういうとこ含めて、彼女、うますぎです。
彼女は今、韓国の若手女優きっての演技派と目されてるんですけど
これまで「ストーヴリーグ」の、弱小球団の復興を目指す野球に熱心な球団女性スタッフや、「恋慕」での、亡き双子の兄に代わって男装する李氏朝鮮の王位継承者などで知られてました。「恋慕」では、ドラマ・アワードの最高峰のペクサン・アワードの主演女優賞にもノミネートされてましたね。
韓国って、特に助演系の俳優に顕著なんですけど、「百面相かよ?」って言いたくなるくらい、役の振り幅が広いんですけど、女優さんでは彼女の役の幅が一番すごいんじゃないかな。ひととおり過去作、可能な限りチェックしたんですけど、同じ役が全然ないんですよ、この人。その都度、キャラもしゃべり方も全然違ってて。そのマックスがウヨンウですけど、これ、彼女、「この国の若いメリル・ストリープ」になれそうなくらいのものですね。この演技で国際的にも声かかるんじゃないかなと思ってるくらいです。
ウヨンウに関してはオンエアが2週遅れてることもあるので多少話にくいところもあるんですけど、少なくとも見終わったあとの感想は熱く語るつもりだし、何度かここでも話題にしたいので、今日、一気に話すことはしません。
ただ、韓国では今、すごいブームのようでして
このツイッター見てもらえればわかるんですけど、これ、放送元が無名のケーブル局のENAという、僕自身も全く聞いたことのなかった局ではじまったんですね。それもあって、1回目の放送の視聴率は0・94%にすぎなかったんです。ですが、これ、口コミで話題が広がりまして、1週ごとに4%ずつくらいのペースで視聴率がうなぎのぼりになりまして、なんと、最新エピソード第8話の現在、視聴率が13%まで上がってきてます!
これ、Kドラマ界ではすごいことなんですよ。なぜなら、これ、8話の段階の視聴率で「愛の不時着」抜いてるんですから!「不時着」はKドラマの最大局のTvNで、大スターのソン・イェジンとヒョンビンのコンビでのことですからね。無名局で最初の注目度の低かったドラマが猛烈に追い上げてのこの数字。しかもあと8話残してますから、これ、まだまだ伸びますね。楽しみです。
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