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THE MAGRITTE Museum

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ザ マグリット館内にある芸術品たち。パーティー研究とともに、美術館・博物館のようなワクワクをも感じることができるはず。
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

ベルギー王立マグリット美術館 公認解説者 森耕冶 氏

ベルギー王立マグリット美術館 公認解説者 森耕冶 氏

マグリット、光と影に隠された素顔
前回、ザ マグリットはなぜマグリットなのか?というタイトルで、
「ザ マグリット」と「ルネ・マグリット」について述べさせていただきました。

今回はその中で、
「ザ マグリット」と「ルネ・マグリット」と関わりのある森 耕冶 先生について紹介させていただきます。

▼ 京都出身、美術史家。マグリット美術館が併設されているベルギー王立美術館公認解説者。ポール・デルヴォ

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ルネ・マグリット美術館オーナーとの出会い

ルネ・マグリット美術館オーナーとの出会い

弊社社長は、ベルギーのブルッセルにある『ルネ・マグリット美術館』まで出向き、オーナーである、アンドレ氏に会いに行きました。

目的は、日本で“マグリット”の商標登録を取得していて、“ザ マグリット”の称号で結婚式場を運営していることをお伝えすること、でした。

以下は、ベルギー王立美術館公認解説者の森耕冶先生から伝授いただいた、ルネ・マグリット美術館オーナーのアンドレ氏に関する内容です。森先生の著

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なぜ、マグリットなのか?

なぜ、マグリットなのか?

- 1987,MoMA ニューヨーク近代美術館ザ マグリットの称号は、
ベルギーの画家、ルネ・マグリットより採択しています。

1987年、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で出会った、
ルネ・マグリットの“光の帝国Ⅱ”。

街灯が本当に光っているように見え、強烈な衝撃を受けた弊社社長。

帰国後、家業の旅館『石山花壇』を将来、
“マグリット”に社名変更しようと特許庁に申請したところ、
運よく商標

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THE MAGRITTE Museum vol.4 『アルコランプ』

THE MAGRITTE Museum vol.4 『アルコランプ』

ザ マグリットにある、こだわりの家具たちザ マグリットの館内には、世界でも著名なデザイナーによってデザインされた、こだわりの家具があります。

なかには、MoMA(ニューヨーク近代美術館)収蔵作品が、さりげなく、ロビーの椅子として、またはライトとして設置しています。

私たちのこだわりの家具をデザイナーのご紹介を兼ねて解説させていただきます。

カスティリオーニ兄弟/イタリア・ミラノ建築家・デザイ

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THE MAGRITTE Museum vol.3『大家族』ルネ・マグリット

THE MAGRITTE Museum vol.3『大家族』ルネ・マグリット

▲ タイトル写真はTHE MAGRITTE館内のレプリカ

『大家族』ー 1963美術の教科書にも載っている有名な『大家族』もルネ・マグリットの代表作と言えます。この絵は、宇都宮美術館が収蔵しており、美術館オープン準備中の1996年に約6億円で購入したと言われています。

ベルギー王立美術館公認解説者の森耕冶先生によりますと、マグリットにとってハトのモチーフは、1940年に制作された『帰還』でも明

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THE MAGRITTE Museum vol.2 『イメージの裏切り』ルネ・マグリット

THE MAGRITTE Museum vol.2 『イメージの裏切り』ルネ・マグリット

▲ タイトル写真はTHE MAGRITTE館内のレプリカ

▲ イメージの裏切り 1929年 キャンバスに油彩 60×81cm
Los Angeles, County Museum of Art

この絵は、ベルギー王立美術館に展示されているものとほぼ同様の作品が、ロサンゼルス州立美術館に収蔵されています。

絵にはパイプが描かれていますが、パイプの下に「これはパイプではない」というフランス語が記

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THE MAGRITTE Museum vol.1 『リスニングルーム』ルネ・マグリット

THE MAGRITTE Museum vol.1 『リスニングルーム』ルネ・マグリット

はじめにTHE MAGRITTEには、ルネ・マグリットをはじめとする、様々な絵画や有名デザイナーの家具が並んでいます。

それはまるで、Museum(ミュージアム/美術館)のよう。

シリーズとして、その作品の数々をご紹介させていただきます。

あなたがTHE MAGRITTEの館内に足を踏み入れることがありましたら、是非、その作品たちを探してみてください。

▲上部写真は、ルネ・マグリットの象徴

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