見出し画像

マジックとテクノロジーの関係

いつの時代もテクノロジーを駆使したマジックがあります。

『テレビと現実世界が連動したマジック』『iPadなどデジタル機器を用いたマジック』『スマホの画面から物質を取り出す』などなど。

日本国内だと内田伸哉さん

海外だとドイツ人のサイモン・ピエロさん等が有名でしょうか。

マルコ・テンペストさんはTEDで演じていましたね。


数年先のマジックはどうなるのか

過去の事例を振り返ってもマジックとテクノロジーの相性が良いのは言うまでも無いですが、物理空間と仮想空間をスムーズに往復できれば更に進化したマジックを生み出すことが可能になります。

その一例として最近 AR三兄弟 川田十夢さんが制作されたこちら。

普通のトランプをカメラを通して覗くと絵札のキングやジョーカーが動き出して会話すると言うもの。トランプのある物理空間と動く絵札がいる仮想空間が共存しています。

このテクノロジーを用いることでモニターの向こうにいる一般ユーザーとマジシャンの間に新しい距離感が生まれるため新しいマジックが可能になります。

選んだカードをジョーカーが動き出して選んでも良いですし、ランプの魔人のように目の前にマジシャンが飛び出して演じてくれても言い訳です。

テクノロジー = マジック?

新しいテクノロジーを応用することで新しい演出が可能になります。これはとても価値があることだと思います。

ただ注意が必要なのはテクノロジーが目立ちすぎるとマジックではなくなってしまいます。

例えば、私たちは電話をする時に電話自体に感動はしません(技術の凄さを感じることはありますがマジックの感動とは違いますよね)。それは遠くの人と会話できることが当たり前になっているからです。

でも電話を知らない人が遠くの人と電話を使って会話をした場合、もはやそれは電話(=テクノロジー)をマジックのように感じるでしょう。

マジック = テクノロジー × アイディア

つまりテクノロジーを用いたマジックをする場合は掛け合わせるアイディアが重要になってきます。(電話が無い時代は『遠くの人と話す』と言う考えが大きいアイディアだった。)

今後はARを用いたマジックも出てくるかと思いますが、その際はテクノロジーにきちんとアイディアを掛け合わせられているか考えるとより良いマジックが生まれると思います。

最後に

AR技術などのデジタル技術を使ったマジックは、一般的なマジックと違って作り出すこと・手にすること自体難しいと思います。

ですがTHE MAGICでは、マジックとテクノロジーの知見を持ったメンバーが在籍しており、あなただけのマジックを制作可能です。

誰もやっていないマジックに興味がある方はDMにてお問い合わせください。ぜひ新しいマジックを一緒に作り出しましょう!


いいなと思ったら応援しよう!