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オランダで罰金払った話。

こんにちは!今回は、オランダで罰金を払った話を。。。(笑)

罰金といえど、凶悪な犯罪を犯したわけではありませんので、とりあえず、ご安心を…(笑)

以前、上記の記事に書いた通り、オランダは自転車大国です。自転車命!Public Transportationがいちいち高いし、オランダ人みんなケチなので、みんな自転車を乗ります。

そして私も、はい、オランダで自転車に乗っていて、警察に止められ、罰金を科されたのです。。。


オランダで罰金を取られた経緯

そもそものきっかけ。

それは、オランダへ来てもうすぐ2か月が経とうとする頃でした。その頃の私は、滞在許可証(IDカード)やBSN、仕事も決まり、手に入った自転車を乗り回していました。11月のオランダは、日本は比べてべら棒に寒い、超絶寒い!!!なんにしろ、アムステルダムは冷たい気温に加えて強風が吹きます。日本から持ってきたコートやジャケットではもはや凌げないレベルでした。

そんな11月末、私がめちゃめちゃ待ち望んでいる季節、ブラックフライデーがやってくるのです!これは大チャンス!あったかいダウンジャケットをこの機会に買おう….😍!と思い、NorthFaceのサイトをチェックしていました(笑)そして、実際にオンラインで買う前に実店舗に行って試着してみてから買おう、と思ったのです。

アムステルダム警察との出会い。

その日は、仕事終わり、Amsterdam Centraalから、Jordaan近くの店舗へ自転車で向かっていました。疲れたし寒いし、さっさと試着して決めて帰ろうという気持ちでした。自転車を乗り回していたといえど、暇なときはCentraal付近を探検していたといえど、まだアムステルダムに来てから2ヵ月弱、特定の場所に迷いなく行くことは不可能、ですのでGoogle mapが必要でした。(((以前自分でも自転車についての記事を書いておきながらとても恥ずかしいですが)))スマホを手に持って、目的地へ向かっていました。オランダ語のStreet nameはもっぱら読めず聞き取れず、イヤホンでそこを曲がるなどを指示されても全く分からなかったので、歩行者と車に注意しながらも、手持っていたスマホのGoogle mapをチラっと一瞬見を繰り返しながら走っていました。たくさんの観光客でいっぱいいるDam squareあたりに差し掛かると、数メートル先に、警察が私に向かって手招きしているではありませんか。。。

まだ来たばかりの街で、日本人という世界からも真面目というレッテルを張られがちな人を警察が、私を止めようとしているとは何だろうと思い、普通にちょっとわくわくしながら停車しました。(超バカ)

止められて、自転車から降りると、

警察:キミ、自転車乗りながら携帯いじってたよね、違反だよ。アムステルダムは観光?それとも住んでるの?

私 :え、そうなんだ、、うん、先月から住んでるよ。
(観光客ではなく、現地の人になったことが嬉しく、素直に答えます。)

警察:IDカードは持ってる?

私 :うん、。、持ってるよ~!
(最近ようやくIDカードを手に入れたことが嬉しく、拒むことなく差し出します。)

警察:ー情報を何かのデバイスに入力し始めるー
   罰金払ってね、違反だから。自転車乗りながら携帯いじってたらダメだよ。150€。

私 :Nooooooo Pleaseeee nooo アムステルダムには1ヵ月前に来たばかりだし、Google mapがなきゃどこにも行けないよ~~~それに、じっと見てたわけじゃなくて、スマホ持った手を一瞬傾けてちらっと見ただけじゃん….!それに私以外の他の人も携帯いじって走ってる人いるじゃん!!!….

と、まあ、抵抗してみましたが、もう無理でした。日本でも違反したことないよ!!!とも言ってみましたが、もう何言っても無理です。

「後日、罰金について連絡くるからね、150ユーロだよ。」

150ユーロ。。。

うそでしょ。。。。

これからウキウキでNorthfaceに試着しに行くところだったのに、、、まさか、自分が異国の地で罰金を払うなんて思いもしませんでした。その日はとにかくその後Northfaceに行って試着し、買うものを決めてから家に帰りました。

オランダから罰金の請求と支払い

オランダから罰金の請求の封筒が届く

数日後、オランダの政府から、一通の封筒が。それは罰金の請求書でした。QRコードが記載されていて、そこから読み取り、専用のページに飛びます。

これがFineのページです

オランダ在住者のかたは、DigiDから簡単にログインできます。罰金の対象となったケースの詳細がズラッと記載され、請求金額150ユーロの文字。泣く泣く支払おうとしたとき、友人に、異議申し立てできるよ、と。異議申し立て…?前回の記事にも書いたのですが、PostNLにも異議申し立てして、今度はオランダ警察に対して異議申し立て、、、(笑)でも、正直、今回のケースは納得がいかず、、、だって、アムステルダムに来たばかりの私、携帯ちらっと見た瞬間の私をたまたま警察が目撃して、150ユーロですよ、、、これがまだ4分の1なら、いや、半額なら、仕方ないか、経験、経験で済んだかもしれないですが、150ユーロって...!そんな、外国人、ましてや日本人にとって痛手ですよぉ。。。できることはやってみよう、、、ということになり、異議申し立てを行ってみることにしました。

オランダ警察に異議申し立てしてみる

上記の、自分の違反内容が記載されたページの下部に

と、書かれたボタンがあります。これは恐らく、異議を唱える、ということだと思われます。
進んでいくと、今度は下記のサイトに飛びます。

このサイト上で、異議申し立てについて行っていきます。

異議申し立ての時系列

私のケースは、結論から言うと、1年がもうすぐ経とうとする今もケースは解決していません。(笑)面倒な問題を抱えてしまったし、オランダ側も面倒な日本人を捕まえてしまったと思います。が、私はただのあのYesしか言わない日本人ではないのです。。。以下が主な時系列です。

1) 罰金を支払う前に異議を唱える。*2022年12月初旬

2) 異議は却下。罰金払ってください、 払わないと延滞金も課されますと言われる。*2022年12月初旬

3) 延滞金課されたら元も子もないので、とりあえず150ユーロ支払う。*2022年12月中旬

4) 納得がいかないので、もう一度、追加の弁解文を送る。
*2022年12月中旬
  
5) 連絡全くなしの状態が続く。 *以降ずっと

6) Statusをチェックしても控訴したまま。*2023年以降

7) その後もStatusをチェックするが、控訴のままなので、追加メッセージを送ってみる。*2023年8月

8) またも連絡全くなしの状態が続く。Statusをチェックするが、控訴
のままなので、また追加メッセージを送ってみる。*2023年9月

9) オランダ出国。(ビザが切れたのとイギリスに行く前に一時帰国のため)
*2023年10月

10) このケースが11月に地方裁判所の公聴会で審理されると手紙が届く。
*2023年10月初旬

現在の結論

この通り、解決しないまま、現在進行中です。(笑)
もう、こうなったら、罰金、減額とか取り消しとかにならなくてもいいので、早く白黒決着付けてもらってケースクローズしてほしいものです。(笑)

もし解決したら、後日追記しますね。

では(笑)

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