イギリスのビザの期間が間違っている問題の末路。
前回の記事で、YMSビザが一応Grantedされたことをお話ししました。
が、それと同時にビザの期間が間違って発行されたこともお伝えしました。
ナンテコッタ!!
まじでビックリだし、マジでメンドクサイです。。
でも、希望していた渡英日より、2か月も早く、なんなら、ビザ許可おりたよ~~の連絡が来る前から、私のイギリスのビザが始まっている状態でした。
そしてついに事態は完結しましたので、この問題が解決するまでの経緯をお話ししていきたいと思います。
9月15日 ビザの期間を間違って発行されたことに気づく
このことに気づいたのは、UKVIからビザ許可がおりたお知らせメールが届いた次の日(土曜日)です。まだ、パスポートを取りに行く前の段階です。
なので、送られてきた書類だけが間違っていて、実際にパスポートに貼られたVignetteの日付はあっている、という希望を持ち、ビザセンターは週末お休みなので、とりあえずいろいろ調べながら週末を過ごします。
調べるといっても、現時点で調べられることというと、どのような対処を取るかもしれないか、ということ。実際に、本当に私のビザが間違っているのか、まだパスポートを受け取らない限りわからないからです。
そこで、今までにも同様の例があるのかというのを調べあさりました。日本語で調べると、やはり、以前にも数名同じような方がいらっしゃったようですが、日本のビザセンターが結構力になってくれるようで、オランダで申請した日本人バージョンの例はきっと私がはじめてでしょう…(笑)嬉しくないです。。。
とりあえず、英語でも調べてみると、やはり同様のケースで質問boxに質問しているようです。。。UKVI、Globalにやらかしてるんだな。。。
そして、適切なタイムフレームで、適切に修正の申請をしていけば、スムースに修正はしてくれるようです。
とにかく、イギリスに入国できる許可証は手に行ったんだし、間違っているのはイギリス側なんだし、でなんだか一安心しました。
9月18日 パスポートを取りに行ったらやっぱり間違っていた
週明け、パスポートを取りにビザセンターに行きました。係りの人が私のパスポートを持ってきてくれて、名前あってますよね~期間あってますね~と、確認してから普通に私に返そうとしたので、間違っています、と伝えました。(笑)
私も、ビザのApplication formで渡英開始日を入力した箇所のスクショと、送られてきたpdfと、Vignetteに貼られた渡航開始期間、すべてを照らし合わさせて、ね?違うっしょ?って感じに伝えました。
ビザセンターでもイレギュラーなケースらしく、上に確認するからちょっと待ってと言われ、ちょっと待つと、マネージャー的な人が出てきました。
そして言われた一言。
ビザセンターにはOK。とだけ言って了承し(?)、Thanks, good daaayって出てきました。
(さらにもう一回!ある程度想定内。笑)(だってオランダだもん笑)
まあ、ほんと、予想通りだったので、こちらで何とかするしかないんだな、と思いました。
私も海外生活が鬼のように長いわけではないですが、海外と取引したり、外国人と働いたり、海外に住んでみたりしてると、自分の身は自分で守る、自分に起きた問題は自分で解決する、たしかに時には頼ることは大事ですが、100%受け身っていうのは海外では生まれたてのBabyちゃんのみだ、と学びます。
それに、今回のケースは、イギリス側のミスだし、まあ、イギリス人もミスするでしょうし(?)、時間がかかっても、最後はこちらが正されるケースだと思っています。
問題は、どのようにアプローチするか、です。GOVUK、問い合わせ窓口が鬼のようにある。。。それをソートするのが一番面倒でした。
9月19日 無料の”ビザセンター/英国政府へのクレーム窓口”から連絡してみる
とりあえず、まず初めに、無料の ”UKビザセンター/英国政府へのクレーム窓口” から連絡してみます。
しかし、これには、返信を得るのに20日掛かる可能性がある、もしくは返信は来ないかも…と書いてあり、望みうっっっすって思いました。
私の場合、正直急いでいます!10月でオランダは去るし、そのあと日本行くし、オランダ帰ってきても半日だけだし。。
9月20日 有料の”ビザに関する窓口”から連絡してみる
1日待ちましたけど、もう3£くらいなら別に払ってもいいや、って思い、有料の問い合わせを行います。
上記のリンクから飛んだページから、
Contacting UKVI "Outside the UK" → Help with "Something else" → ”English”
すると、下記ページに飛びます。
Contact UK Visas and Immigration onlineへ進むと、問い合わせフォームがあるリンクに飛びます。
ここで問い合わせ内容を入力して送信する前に支払い画面が現れます。
支払いが完了すると、送信完了です。
その後、自動返信で5日以内に返信します、と連絡が来ました。(ちょっと安心。)
9月20日23時 UKVIから返信が来る
5日以内に返信しますと言っておいて、その日中に返信が来ました。(ビックリ)
その後、あなたのケースは9月20日つけで、適切な部署にエスカレートしました。15日以内に返信するようにします。一応、返金不可能なイギリス行のチケットは買わないでね、って。。。え、買っちゃってるよもう!(笑)
とにもかくにもオランダのビザ切れるからもうすぐ日本に帰っちゃうし!ケースを至急レベルで見てくれませんか!?と私の状況を説明した返信をしましたが、何も返ってきませんでした。。。
9月29日 Sheffield Work Routes Escalationsから連絡がある
あなたの問い合わせ、上にエスカレートしましたよ、あなたの発行されたビザの修正が必要とされるなら、また連絡するね~(これには返信しないでね)
おーーーい、なんやねん(笑)でも、また小さい一歩って感じですかね、もう少し待ってみることにしました。
10月7日 UK Decision Making Centerから連絡
すでにオランダを出国し、日本を満喫し始めているころ、UKVIから連絡が。。
やっとかーーーい(笑)私のビザがエラーであったことは認められた!が、私はいま、アムステルダムにいないぞ!日本だぞ!となりました。。。。
このメールに、また、私の状況を説明した返信をしましたが、何も返ってきませんでした。。。でもとりあえず、ここまでイギリス側が認めたので、もう何も怖くありませんでした。とりあえず、日本滞在はビザのことは置いておいて、一年ぶりの日本を満喫しました♪
11月1日 オランダのビザセンターに行ってみる
超超超ローーーーングフライトを経て、日本からオランダに10月31日の夜に帰ってきました。さすが、1年も住んだこともあって、第2のホーム感がありました(笑)ロンドン行の荷物整理に夜な夜な時間を取られたものの、私にはロンドン行のユーロスター16時50分発に乗る前にどうしてもやらなくてはならないことがあったのです。その一つが、アムステルダムのビザセンターに行く。
バタバタしながらもビザセンターに向かいました。アポなしだったのですが、もちろんイレギュラーなケースだったので、即OKで、ちょっと待たなくてはなりませんでしたが、30分以内で何とか、窓口までたどり着きました。
窓口のかたに事情を話すと、あなたの情報は何もないとのこと。ははは
ちょっと予想通り。
しかも、古い修正前のvignetteがキャンセルされてたら入国できないかもしれないとか言われる始末 (笑)
終いには賭けで入国してみるか、渡英を延期するか、みたいに言われ、いや、もうチケット買っちゃったし、てか今日の午後に行く予定だし!!!って。。。
すると、窓口のかた、イミグレに電話して確信を得てから行ったほうがいいわよ、問い合わせ有料だけどと。また、有料か~~。でも入国できなくてユーロスターのちょい高めのチケットが無駄になるより、電話して聞いてから動いたほうがいいか、となりました。
渡された、電話番号+音声ガイダンスが省略できるようにすでに〇番と〇番を押すと繋がる、と書かれた紙に従っていくと、すぐにオペレーターに繋がりました。しかし、”ここはイスラエルパレスチナの緊急窓口だから移民局につながる番号にかけ直してくれ”って言われ、また一からやり直し、、、
ようやく、正しい回線に繋がってオペレーターと話した結果、一応私の場合は修正前のVignetteでも渡英はできるから入国して、BRP貰ってからReportして修正してもらうことになると思うって言われました;;;
なんだよ~~~~~~~~~(笑)(怒)(笑)
ちなみに、この時にかかった電話代はなぜか返金されていました。理由はわかりません…!
11月1日 予定通りイギリス入国
とりあえず、古いVignetteのまま、イギリスに入国できることがわかり、アムステルダムのオーナーにバイバイして、Amsterdam Centraalへ。初めてのユーロスター。ちょっと緊張ですが、おっもい荷物持って、いざ出陣。。。
と、ここで新事実。電車で国境を渡る(ヨーロッパ→イギリス間)ときも出発国で(バス旅の時と同じような感じで) 出国審査と入国審査を行うよう。。。てことは、入国拒否になったとしても、アムステルダムで足止めってだけだったんかい!って後から思いましたが、そもそも出国審査と入国審査、どちらも問題なくクリアしたので、問題ありませんでした。その後電車は定刻出発。約4時間の移動を経てイギリス・ロンドンに到着しました!
11月3日 BRPカードを受け取る
ロンドンに着いて事前に指定していた郵便局にてBRPカードを受け取ります。普通にすぐに受け取りました。カードを確認すると、やっぱり、9月に発行されたBRPカード。。。郵便局のかたに事情を話すと、もう1個来てるかね?見てくるね。って確認してくれました、が、ありませんでした。
郵便局のおばちゃんは、もうちょっと待ってみてまた来てみたら、と言われましたが、待つのも嫌だし、またその郵便局行くのもいやなので(遠いから) hmmm okay…とだけ言ってそこは出ました。
11月5日 BRP errorのReportをする
BRPの受け取りの際の注意事項に、BRP受け取って、何かエラーがあったら、受け取った日から10日以内にReportする、と書いてありました。
ですので、例に従い、GOVUKのBRPのエラーをReportするページから報告します。
すると、また20日以内に連絡しますね、の自動メールが。もう慣れたもんです。こちらには、UK側のErrorが認められた証拠もあるし、待ちますとも。。。
11月7日 BRP Error teamから連絡
もはや、このケース、たらいまわしにされている気が、、、。
待つしかないってことですね、でもこちらには、あなたたちがエラーを認めた証拠のメッセージありますよ、とだけ返信しました。
11月8日 BRP Error teamから返信
まさかの返信が!!!それだけでうれしいとは、ハードルも随分低くなりました(笑)
別のかたからの返信でしたが、私のケースは調査されているとのこと。そうであれば待つしかないです。たらい回し感はありますが、もう少し待ってみることにしました。
11月20日 BRP Error teamに催促
調べていますって言っておきながら、何の連絡が一向に来ません。。。
なので、催促メールを送信。。。
(ここから同様の状況がかなり続きます。)
11月24日 BRP Error teamからの的を得ない返信
BRP Error teamから返信が来ました。内容はこんな感じでした…
まじで、は!?!?!?でした(笑)そんなん知ってるわ!!!!!そもそも認められた期限が間違っているから問い合わせとるんやないかい!って感じでした(笑)
すかさず私も返信。
と、フル装備の必要情報を添付。と言っても今までにも何度も送っている、YMSビザ申請時のスクショ、UKVIが一度過ちを認め訂正するといったメールのスクショです。
コチラとしては証拠は揃っているので、ただ修正されるのを待つのみです。。。
11月28日 BRP Error teamからの的を得ない返信 pt2
前回から4日後、返信が来たとメールを開くと、、、また同様の内容が!!!どうやら相手は私が勘違いしてupsetしていると勘違いしている感じです。すかさず、また同様にほぼ同じ内容の返信を送ります。。。
2日後に返信あり、あなたのケースは上にエスカレートしたから、もう少し待ってね、ということでした。
12月16日 BRP Error teamに催促 pt2
前回から待てど待てど連絡なし!どうなってる!?
BRPチームに連絡を入れてみます。
しかし、なんの音沙汰がありません。ホリデーに入ってしまったのでしょうか….私も徐々にロンドンでの生活が忙しめになって来たので、様子見。
1月11日 BRP Error teamに催促 pt3
ホリデーが明けたのに連絡が来ません。忘れられてる…!?また催促のメールを送ります。
1月23日 BRP Error teamに催促 pt4
またも、前回の催促から何の音沙汰がありません。。。おかしい….!!!そもそも、こういう時電話で直接催促できれば、もっと事が早く済みそうなのに、と思い、GOV UKのサイトを血眼になって何かしらの電話番号を探してみます。もし違う部署に電話しても担当部署につなげてくれるかも、、、という小さい希望をもってようやく何かしらの電話番号を取得。電話をかけてみます。(もちろん無料の電話番号です。GOV UKの問合せページから、‘Inside the UK’ → ‘application enquiries’ → ‘general and visa enquiry’ で、この電話番号を見つけました!)
どうやら、その電話番号はEU Settlement Resolution Centreのようで、電話先のエージェントがこのメールアドレスにコンタクトしてみて、と情報をくれました!UKVIには何回も問い合わせているので、本当に同様の内容ですが、違う局面からのアプローチなので、何かうまくいくかもしれません。。。連絡してみることに。
2月4日 BRP Error teamから返信。
前回送ったメールから少し経った頃、ポンっとメール受信。なんとBRPチームからでした。このメールは1月16日に受信したメールに返信のカタチで届きました。
ここで判明してきたのは、Updateがないから複数回にわたってメールで問い合わせをしていたために同時進行でケースがクリエイトされていたみたいです。でもとにかく、進展があったことはイイこと!今回返信をくれたエージェントからは、以前と同様、ケースをエスカレートしたので、もう少し待ってくださいでした。
2月18日 Work Routes Correctionsから連絡
突然、今まで問い合わせてきたなかでも聞いたことのない部署からのメールが届きました。SheffieldのWork Routes Correctionsという部署です。なにやら進展がありそう。。。
はい!!!パスポートの写真の部分とvignetteを送ってとのことでした。
求められた2点を送って待ってみることに。。。
2月23日 完結!Decision Letter再受信、ようやく修正完了!
前回の進展から待つこと5日、メールボックスに "NoReply.UKVisaBRP@fcdos.gov.uk" からメール。。。
はい!!!あのYMSビザが降りたときと同様、Decision Letterがpdfで送られてきました!そのレターには修正された日付が!!!ようやく!!!私のビザの期限が修正されました!!!UK GOVのビザの期限が確認できるページを見てもきちんと修正されていることを確認しました。
めちゃ長かった!!!!!!!!(笑)
なんでこんなにかかるの!!!!ってくらい、、、、まあ、でも諦めないでプッシュしてよかった(笑)
でも、もうこんな目にはあいたくない。。。(笑)
もし今後おなじようなことがほかのだれかに起こって、ただ一つ言えるとしたら、諦めないでプッシュし続けること!(笑)これに尽きるな、って思いました。(笑)
長くなりましたが以上です。(笑)
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