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違いをつくって、つなげるポイントは「コミュニティ」「双方向性」「日常」


久しぶりの出張。

仕事を終えてホテルについて、
さぁ食事だ。

なんだか今日は
ラーメンの口。

コンシェルジュに尋ねたところ、
近所に3軒のラーメン屋があるらしい。

皆さんなら

何を判断基準にして
お店を選びますか?


■最近だと

口コミがネット上にあふれているので、
早速参照してみたところ、

いい感じのコメントが
たくさん並んでいるのはA店

「間違いない!」

ある行動をする人が多いほど、
それが正しいと判断する
人間の心理は

「社会的証明」

という論理で説明できます。


著名なタレントがプロデュースする
B店も気になるかもしれません。

馴染みのあるなしが、
人の好みに影響を与える
からです。

メディアを通して

タレントとたくさん接触する
ことでもたらされる馴染みは

好意にを強めるのが
一般的です。


宿泊するホテルが
C店と契約していて、

宿泊者は割引クーポンを利用できる
としたらどうでしょう。

受けた恩義に報いたい
という義務感


社会的動物である
人間のDNAに古くから埋め込まれた心理。

これを「返報性の法則
として説明できます。


宿泊しているホテルがたまたま
高級なところだったら、

一番高いお店を選ぶかもしれません。

人は無意識に
一貫性をとろうとするからです。


今だけサラリーマン限定3割引き」

なんて誘い文句があれば
迷ってしまいます。

人は手に入りにくくなると
その機会がより貴重なものに思えてくる

という「希少性」の心理
を突いています。


コンシェルジュのおすすめは、
口コミより信ぴょう性が高い

と考える人もいるでしょう。

専門家の声にしたがうことで、
考える近道」を探そうとする。


人がお店を選ぶ理由は

上記のような感じで、
科学的な裏づけをもって説明することができます。


■戦略は

競合店との違いをつくること
に他なりません。

いろんな「打ち手」は、

競合店との違いをつくるもの
でなくてはなりません。

そもそも戦略とは、
他店との違いを問題にしています。

競争戦略の本質は

他店との違いをつくること

どれだけおいしいラーメンをつくり、
店内を整えても、

他店との違いがなければ
選ばれる確率はまちまち。

他店も同じように、

おいしいラーメンをつくって、
お店を清潔に保っているからです。

ひとつひとつの「違い」が
相互につながって

全体として

競争優位と長期利益をもらたす
仕組みや戦略。

違いをつくって、つなげる

戦略とは因果論理の束
に他なりません。


■今、

YouTubeのコンテンツ制作
について猛勉強中。

何をどうすれば
違い」が作れるのか。

人の心理をついて、
衝動的にクリックさせるような

「違い」とその「束」

どのような組み合わせが
有効なのか、頭を悩ませている。


YouTubeのアルゴリズムは、

ユーザーの再生クリックなど
さまざまな行動に基づいて

自動的にアップデートされている。
その数は一日で800億件以上

ホームページ上では、
毎日2億種類以上の動画が表示され、

皆さんがクリックするたびに、
このプラットフォームを少しずつ変化させている


大多数の人が
限られたコンテンツを見ることで満足している。

そんな一昔前のメディアの思い込みを
更新せず、引きづるのはとても危険。

とにかく「いいコンテンツ」を
「レベルの高い編集」でまとめることで事足りる

という安易な考えが通用する世界では
決してありません。

今日の「正解」が
明日には「不正解」になる世界なのです。


■ポイントは

コミュニティ、双方向性、
そして日常。

孤独を感じることが容易になった
現代において、

動画をつうじて
他人とつながることを好む人

が増えてきました。

ユーザーとのインタラクティブなやりとりが、
そのニーズを満たします。

また、人気のある動画の多くは、
普通の人が普通のことをしている。

作りもの感

を徹底的に排除し、
パフォーマンスの稚拙さは逆に親近感を呼び、

「真実をありのままに記録」

している感覚を
抱かせる場合もある。

演出ではない「素」
好まれる傾向にありそうです。


■参考

になりそうなのが、
以下3つのチャンネル。

日常感があって、
ことさらに主張することなく、

しかしながらどれも
一定のクオリティを担保

たまに「豪快にミスする
ところも親近感があっていい。

演出ではない「素」が感じられる。


インプットはまだまだ
圧倒的に足りていない。

週末は研究に没頭します。

いいアウトプットができるように、
がんばります!


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございます!

それではまた明日。
おつかれっした!




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