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経験に依存せず、柔軟で新鮮なアイデアを積極的に求めていく


大学生との定例ミーティング
が続いている。

毎日、多い日は4名もの大学生から
刺激をもらっている。

貴重な時間をいただいているので、

何かしらお返しせねばと
毎回必死です。

考えていること、不安に思っていること、
どうしていいかわからないこと、

表情、話し方から感情を察したり。

もちろん
100%読み取ることはできませんが、

しっかり寄り添って、声を聞いて、
理解しようと努めています。


■学生から

お金をいただくことはありません。

というと不思議がられて、
怪しむ人もいたりするのですが、

学生のすばらしいアイデアや考え
に触れることで

仕事に活かされたりするので、
むしろこっちが無料でいいの?という感覚。


歴史が証明しているように

いつの時代も、
イノベーションを起こすのは若者。

パラダイムシフトを起こすのは、
年齢が若い(もしくは経験の浅い)人です。

自分にとっての常識は、
若者にとって非常識。

そしてその逆もしかりです。

しかし時代は移り変わり、
環境は刻一刻と変化する現代社会において、

常識にとどまりつづけることは
むしろ危険な気がします。

変化の波を敏感に察知する能力
に長けた若者は、

今は非常識とされるアイデアを、
次世代の常識に変えるパワーがあります。

自分に対するアンチテーゼは、

むしろこちらから探して求める
という態度が必要だと常々心に唱えています。


■以前も

noteに書いたような気がしますが、

四方を校舎で囲まれた芝生の中庭に
「通路」を作る、

という課題を与えられた技術者。

「正解」を得るためのアプローチは
二つあって、

一つ目のオプティマルなアプローチは、

自分の経験や知識に支えられた
技術(測量など)に頼るというもの。

二つ目はヒューリスティックなアプローチで、
自然に任せる、委ねるという方法。

4棟の校舎から人が移動して
芝生が自然と「枯れる」場所を

舗装して通路にすればいい
という態度です。

変化しすぎる環境では
予測の価値はどうしても目減りします。

予測しても
予期せぬ変化に見舞われるからです。

コロナしかり、リーマンしかり
それ以前は経済が好調で、

そのまま右肩上がりで
過去最高を記録する!

と予測する経済学者はたくさんいました。

いろんな要素が複雑に絡み合い
変化のダイナミクスが強まっている現代社会
では

過去の経験や
過去に学んだ知識に依存して

最適な解を導き出そうとする考えに
個人的には疑問を感じます。

知的傲慢というか、
それを通り越して、滑稽に映らなくもありません。

個人的にも四十数年生きてきて
いろいろ経験したり、勉強したりしてきたことを

盲目的に、むやみやたらに信じて
いたずらに正解を求めようとするのではなく、

より柔軟で、より斬新で、より純粋な
思考と行動ができる学生のサポートを得て

ヒューリスティックに正解を得る。
そんな姿勢を大切にしたいです。


■さて、

大学生が数名参加している
私も参画中のオンラインサロン

体裁はサッカークラブですが、

「認め合い、支え合い、応援し合う」

というコンセプトの下

人間関係の希薄化という社会問題に対し
サロンメンバーとの共創でソリューションを考えます。

誰かがトップダウンで
過去のデータに依存して意思決定するのではなく

皆が満足できる解

を求めるフレキシブルなコミュニティでは
若い新鮮な思考が求められています。

もし興味ある学生の方がいらっしゃいましたら
こちらまでご連絡ください。

まずは私とzoomミーティングで。
(私が得するばかりですが…)


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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