やりがいや情熱は「なんとなくはじめる」ことから育まれる
週末、
皆さんは何をされましたでしょうか?
昨今の状況では
あまり前向きな行動がとりにくいかもしれませんが、
家族とゆっくり時間を過ごしたり、
家事の手伝いをしたり、
ちょっと凝ったディナーをつくって
宅飲みを楽しんだり。
ひたすらダラダラする
という選択肢もあり。
日ごろの疲れをいやすべく、
テレビやYouTube、
マンガなんかを読みふけったりしてもいいでしょう。
週末の時間をどのように使うかは
人それぞれ。
ひとりひとりの楽しみ方があります。
■そして私はというと、
基本的に
平日と行動量や負荷を変えず、
淡々と日常を続けていました。
休日をゆっくりしすぎると
月曜日が辛くて、
エンジンがかかるまで
半日ぐらいかかってしまう。
肉体的にも精神的にも、
平日と変わらず動いているほうが楽なので、
ここ数年ずっとこんな調子です。
金曜日は朝まで飲んでましたが、
土曜日は9時には起きて10時に稼働を始めました。
夕方までしっかり集中。
いろんな仕事が片付きました。
日曜日は5時起き。
ランニングをして読書をして、
英会話を受けて午後はオフィスにいました。
おかげで仕事が進み過ぎて
今日はやることがなさすぎて困っているぐらい。
背負っていた荷物が
一気になくなって身軽になった感覚です。
■コツコツやる。
それが成功するコツです。
これを実践しようと思えば、
毎日一定のリズムと負荷で生活する。
それが私のスタイルです。
粘り強く、コツコツやり抜く力
がある人のほうが成功するということは、
多くの分析で確認されているので
それ自体に間違いありません。
ですがもうひとつ、
プラスアルファの条件が必要だと言われています。
それは「情熱」
仕事や学業など、
高いパフォーマンスを発揮している人はすべからく、
「粘り強くやり遂げる力」と
「情熱」のコンビネーションが
絶妙に駆動しています。
そして昨日も書きましたが
情熱とは、
今現在、皆さんの心の内にあるもの
というよりは、
何かをやっていくうちに
育っていくものだということも、
多くの起業家を対象にしたアンケートから
明らかになっています。
これを「グロウス・パッション」といいますが、
テキトーにやってたら
どんどんハマっていった起業家はたくさんいて、
物事を続けていく段階で
やりがいが生まれて、
情熱が感じられるようになるそうです。
なので最初は
「これどうなんだろう…」と疑問に思うことでも、
とりあえずやってみることが
大切なんだと思います。
■社会人をやっていると、
やりたくない仕事
に向き合わなければならないことも結構あって、
モチベーションが上がらない
という部下の声なき声が聞こえてきます。
そのとき、
上述したようなことを伝えたりもしますが、
最近よく言っているのは
こんな感じ。
とりあえずがんばってみて、
うまくいった部分と、
全然うまくいかない部分がみえてくるから、
うまくいった部分に絞って
努力のリソースを投下していこう。
できないという事実を
素直に受け入れて、
できる部分を徹底的に伸ばす努力
をするほうが効率的。
マイナスのネジは
マイナスドライバーで閉めないとうまくいきません。
プラスのドライバーでは
閉まらないどころか
ネジ穴を壊してしまう。
でもそれは
ネジを締める努力が足りないのではありません。
変えるべきは自らの意思決定基準であり
努力の多寡ではありません。
嫌なことや辛いことがあったら
それをなくそうとするのではなく
自分のとらえ方を変えて適応すべきです。
■そういえば
私の趣味である「読書」
4年前はほとんど読んでいませんでした。
ぶっちゃけそんなに読書が得意ではないし、
スキでもなかったのですが、
周りの「できる人たち」が
数多くの書籍に触れているという事実を知って
なかば「無理やり」
読むようにしました。
眠くなったり、理解できなかったり、
途中で読むのをあきらめたり。
それでもとりあえずなんとなく
自分のペースで読書を続けていたら、
徐々にハマっていきました。
ここ最近は特に
読書中毒が加速しています。
理解する力、読解力も
急に伸びたような気がします。
始めてから3年あまり。
読書に情熱を傾けられるようになりましたが、
きっかけは「なんとなく」でした。
今年は100冊を読破。
来年はごく自然体で
今年の倍以上は読めそうです。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!
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