説得力を上げる、誰でもできる超簡単な方法とは?
「行き先」
を決めるのはリーダーの仕事。
船長は「目的地」の方向、
距離感、目的地の状況などをイメージし、
船員に伝え、想像させて、
航海に出ます。
「北へ向かう」は
「南に向かわない」と同義。
大陸を避けるために
南へ舵を切ることはあっても
それはあくまでも
一時的な対応です。
船長が「指さす方向」は一切変わりません。
カーナビで言うところの、
直線のライン表示。
直線ラインは、
現在の進行方向によって絶えず動きますが、
「ゴール」は不変です。
■この
「最終地点」が明確でなければ、
そこへ行くための手段が決まりません。
「ニューヨーク」に行きたいのに、
東京駅で新幹線の予約
をすることしか頭になければ、
いつまでたっても自由の女神に会えません。
逆に「横浜」だったら、
新幹線はオーバースペック。
「小笠原諸島」へは
船しか選択肢はありません。
「目標」がないのに、
いくら性能のいいコンパスを取り出しても、
その機能を活かすことはできないでしょう。
■「ミッション」や「ビジョン」は、
「北極星」に他なりません。
「一条の光」を頼りにした、
人、もしくは組織の歩み。
ひょっとしたら
一生到達することはないかもしれない。
でも確実に、一歩一歩前進し、
近づいている感というセルフモニタリング効果は、
自分で自分の行動を客観的に観察して、
うまくいった、
うまくいかなかったと評価して、
そこから生じる達成感や反省
によって行動はさらに強化されます。
「なぜこっちへ向かうのか」は、
何回も何回も繰り返し、
協力者やメンバーに伝え、
そのプロセスにおいて
ひとつ、またひとつと何かが実現して
メンバーの理解が進み、
組織全体に浸透していきます。
なので繰り返しますが
「理想像」「あるべき姿」「めざす形」
リーダーであればすべからく皆
しかるべき「到達点」を持っていなければなりません。
■さて、
僕は先ほどから
同じ意味の言葉を繰り返して使いました。
行き先、目的地、北、目指す方向、ゴール、最終到達点、ニューヨーク、横浜、小笠原諸島、目標、ミッション、ビジョン、北極星、一条の光、理想像、あるべき姿、目指す形、到達点
18回。さすがにくどいですか??
ところがこの「なんども繰り返す」は
文章の説得力を上げる
と言われています。
ある民事裁判における陪審員
に対して行われた
「被告が無罪である」
という証明の説得力を調べる実験。
一度もくり返さない
ときの証明を基準にすると
3回の繰り返しで46%
10回の繰り返しで82%
説得力が向上したそうです。
ただやってはいけないことがあって
それは「同じ言葉を3回以上使う」こと。
同じ意味と感情をくり返し伝えると
説得力が向上する反面
同じ言葉を繰り返してしまうと
途端に相手は飽きてしまうそう。
大事なのは
表現を変えて10回くり返すことです。
■僕がかかわっている
2030年にJリーグ入りを目指す
サッカークラブのプロジェクトには
明確な「夢」があります。
さっきうちの代表がツイート
してましたが
「チーム名」「チームカラー」
「エンブレム」「ユニフォーム」
はまだ決まってません。
これからみんなで決めていく予定。
これらは先ほどの比喩でいうと
「新幹線」や「船」
にあたる手段ですね。
代表の「想い」
という目的を達成するための手段。
手段は臨機応変に
いろんな人のアイデアや意見を取り入れつつ
目的でかじ取りをする。
そんなイメージでしょうか。
もし興味ある方がいらしゃいましたら
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今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!
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