世間体にとらわれない「自分がつくりたい世界」を持つこと
東京から京都へ。
新幹線の中で
「ゴミ人間」を読了しました。
あいかわらず熱い文章。
私は西野さんのファンであり、
西野さんと同じようにチャレンジしているので、
思いっきり感情移入できます。
でもどうだろうか?
以前より私の熱量は下がっている気がする。
ゴミ人間に諭されたよう。
「自分がつくりたい世界」
それは京都サンガでの体験
が土台となっています。
まったくモノが売れず、
いつしか自分を主体に動きまくっていたら
いろんな人に叩かれたこと。
でも応援してくれるファンができて、
徐々に結果が出てくるようになりました。
そのとき思ったのが、
この体験を言語化して、
ひろく日本中のスポーツビジネスに浸透させたい。
この成功体験が
スポーツビジネスの本質である
という信念です。
「自分がつくりたい世界」
でスポーツビジネスに携わる
たくさんの人々を幸せにする。
それが私のビジョンでした。
■ですが誰からも相手にされず、
発信しても少ないリアクション。
あいかわらず周囲の私に対する理解は低いままです。
しゃべればしゃべるほど
孤立していくようで、
いつしかそんな世界に折り合いをつけるように、
行動を控えていました。
「自分が作りたい世界」
があると豪語していたのに、
無意識レベルでその世界から距離を置くように。
自分の能力が不足している
という見積もりは、
間違っていないかもしれないが、
夢をあきらめる理由にはなりません。
あらためて
自分のビジョンを整理して、
何をすべきかを考え、
実行していく決意です。
■「自分がつくりたい世界」
それは、スポーツを通して
社会の課題を解決すること。
価値観の多様化による
人間関係の希薄化と
それによって感じる
人々の孤立感、
貧困や教育の問題も
まったなしです。
スポーツがもたらす価値は、
これら諸問題にソリューションを与えるもの。
サッカークラブという枠組み
だけではなく、
今いるポジションでできることは
たくさんあります。
アイデアは行動してこそ意味を持つ。
その本質を忘れずに、
年末年始も動き続けよう。
■私は根が単純なので、
すぐ感化されてしまうタチ。
ですが言葉一つで
人の感情に揺らぎを与え、
心を動かし、決意させる力、
そのすごさを実感しています。
第三者目線で、冷静に
今の自分の感情を観察すると、
東京にいるときと、
今京都に降り立った自分の感情に
大きな落差があることが分かります。
普段から、というか毎日、
西野さんの発信に触れ、
彼の思考の全体像をあるていど理解している
とういこともあるでしょう。
同じ言葉、ストーリーに
幾度となく触れてもいます。
それでも、
そのときどきの自分の置かれた
状況や感情によって、
同じメッセージでも
インプットに差が出るものです。
それを引き出す西野さんの言葉
あこがれるとともに
ベンチマークとしてこれからも追い続けます。
■あと印象的だったのは
戦わない、という戦略。
誰かが先に敷いたレール
を歩くのは、
先に言っている人を
後押ししているようなもの。
そうではなく、
誰もいない、
歩いていないレールを敷くこと。
ビジョンをかかげ、
基盤からつくりあげることで、
戦わずに済む環境を用意する。
それができるのは
肩書や世間体ではなく
「自分がつくりたい世界」がなければ
何も始まりません。
「ゴミ人間」読了備忘録として。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!
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