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【ほぼパパ向け?】両親学級に参加したときの話

第1子の出産に向けて市町村主催の「両親学級」に参加しました。

数年前のことですが、妻と一緒に、少し緊張しながら参加したことを今でも覚えています。

そして、担当直入に「両親学級に参加してよかった」と思います。

◯このnoteを読むことで
 ・両親学級の具体的な内容
 ・妊娠中に起こる妊婦の変化
 ・男性の育児参加による変化
 について知ることができます。


両親学級とは

両親学級とは、妊娠中の夫婦が出産や育児に備えて学ぶ場であると言えます。

看護師、助産師、栄養士など、多様な専門家の指導のもと、出産のプロセスや育児の基本、パートナーシップの重要性などについて学ぶことができます。

また、実技セッションやグループディスカッションを通じて、より実践的な準備を行います。

冒頭にもお伝えしましたが、両親学級への参加に迷っている方は、ぜひ参加することをお勧めします。

なぜなら、その場で得られる知識や経験は、出産や育児に自信を持つことにつながるからです。

第一子の出産だったため、私たちが両親学級に参加した日も、期待と緊張で心が高鳴っていました。

初めての出産を控えた私たち夫婦は、どうすれば良いのか、何をすれば安心できるのか、そんな不安を常に抱えている状態でした。

ほぼ父親学級?!両親学級の内容

しかし、会場に入ると、そこには同じような気持ちを抱えたカップルたちが集まっていました。

講師の方々の穏やかな雰囲気と明るい笑顔で安心したことを覚えています。

まず初めに、出産のプロセスや育児についての基本的な知識を学びました。

しかし、特筆すべきは、その内容が「父親学級」と言っても過言ではないほど、父親への講義や実技が丁寧に行われていたことです。

「1.父親学級」と記載しましたが、全体を通して、父親に向けた情報発信や実技等が多かったです。

一般的には母親中心の情報が多い中、両親学級では父親の立場からの視点も大切にされていました。

これは非常に素晴らしいことであり、何をすれば妻が過ごしやすいのかわからなかっった私にとって心強いサポートとなりました。

男性の知らない女性の変化

特に私の興味を引いた内容は、妊婦のホルモンの変化やそれが体に与える影響についてです

講話では「オキシトシン」というホルモンについての解説がメインでした。

オキシトシンは愛情や絆の形成に関与するとされていますが、その影響は複雑であり、感情や行動に対する影響も多岐にわたります。

また、他にも愛情や絆に関連するホルモンや神経伝達物質がありますが、その中で特に注目されるのがオキシトシンです。

通常は出産や授乳時に放出され、親子の絆を深める役割を果たします。

そのためオキシトシンは、「愛情ホルモン」と言われたりもします。

「オキシトシン」というホルモンについて知ることは、妊婦さんについて知ることに繋がりそうです。

それでは出産や授乳をしない男性からはオキシトシンは出ないのかというと、それも一概には言えないようです。

「赤ちゃんを科学する(原題:Babys)」というアメリカで制作されたドキュメンタリーでは、赤ちゃんに関する様々な研究についてレポートしています。

概要としては以下のとおりです。

・オキシトシンの分泌は、出産・授乳以外にも、献身的なお世話(おむつ交換、食事介助、入浴介助等)をしている際にも確認された。

・未婚の女性や、男性など出産を経験していない人でも上記のようなお世話を通して、オキシトシンの分泌が見られた。

・代理出産によって子どもを授かったゲイカップルについても、献身的なお世話を通してオキシトシンの分泌が見られた。

といった内容です。

これは、育児の役割分担は性別によるものではないことを示唆しているのではないでしょうか。

つまり育児は、子どもを大切に思う周りにいる大人たちによって共同で行われるものであると私は解釈しました。

私たちは子どもたちの成長と発達をサポートするために、性別や役割にとらわれず、チームとして協力し、子どもたちにとって最良の環境を提供する責任があるように思います。

Netflixで見ることができます。エピソードごとに違う研究がレポートされているので、気になる方は是非みてみてください。

沐浴体験を通じた赤ちゃんのお手入れ方法

沐浴体験は、プログラムに入っていたのですが、コロナ禍だったのでその場で行うことができませんでした。

帰ってからYouTubeで「沐浴 やり方」で検索して動画を未漁りました。

妊婦体験

妊婦体験として、お腹の赤ちゃんと同様の重さのオモリを装着しました。

妊娠9ヶ月の妊婦に相当するサイズで、重さは7kg弱だそうです。

歩く、座る、寝転ぶ、起き上がる、等、生活している中で何気なくしている動作が全て難しく、時には苦しかったです。

こんな思いをしているのかと、妻への感謝の気持ちが一層高まりました。

離乳食

最後に、離乳食について、開始時期や味付けの内容について教えてもらいました。

また、食材によってアレルギー反応が出る子がいるので、初めて食べる食材は、病院が開いている時間帯に食べさせると良いようです。

アレルギー反応は、首元が痒くなる、咳が出る、の他にも嘔吐、呼吸困難など、その症状は様々です。

終わりに

その日の終わりには、私たちは不安が少なくなり、出産と育児に向かうことが少しだけ楽しみになりました。

両親学級は、父親になる私にとって(人形ですが)子どもとの出会いの場としてとても有意義な機会でした。

両親学級で得た知識と経験は、私たちがこれからの人生で直面するであろう新たな挑戦に備えるための貴重な機会となりました。

余計なお世話ですが、参加したらベビー用品のクーポンやクオカードがもらえるようにして、参加率が上がると良いのではないかと思いました。

父親も母親も、パートナーシップを築きながら子育てを楽しんでいくことができる、そんな希望に満ちた未来のための、自分のできることを頑張りたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
誰かの参考になれば嬉しいです^^

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