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集客に使うな!最低のコピー

From 安永周平

「遂に!究極の!いまだかつてない!ATMが壊れたかのようにキャッシュが溢れてくる!アフィリエイトの第一人者さえも驚愕し!これまでの100分の1の労力で10倍の報酬を稼ぐ!次世代のありえないツールで!完全無料であなたに強制的に稼いでいただきます!!!」

…ひと昔前、いわゆる「情報商材」とか「ネットビジネス」とか言われる商品・サービスの案内ページに出くわすと、冒頭にこんな言葉がデカデカと載っていたりしたものだ。もしかするとあなたも見たことがあるかもしれないが、黒い背景のページに炎が燃えていて、そこで腕組んだドヤ顔の男が上記のようなキャッチコピーとともに載っていた。最近は怪しさを隠した動画にしてYouTubeに上げてたりするからそこまでヒドくないかもしれないが、11年間セールスコピーを書き続けてきて思うのは…

こんなの最低のコピーだから

こうしたキャッチコピー(もはやそう呼ぶのも恥ずかしい)は、なんか凄そうな形容詞を並べてるだけで”意味ある言葉”がほとんどない。本来なら数字は具体性を高める重要な要素だが「100分の1」とか「10倍」なんてキリがよすぎる数字はまず嘘だ。冒頭のゴミのようなコピーは「稼げるツールあります」という10文字で済む内容を、わざわざ130字くらい使って煽ってるだけ。言葉を選ばずに言うと最低のコピーだ。

ところが、困ったことに書いてる本人たちは「これがコピーライティングの技術だ!」なんて言ってたりする。人生経験が乏しいと、こんな馬鹿げた話を真に受けたりする。「集客のためにコピーライティングのスキルをつけたい」「一生食いっぱぐれない技術が欲しい」「時間や場所にとらわれずに働きたい」などコピーを学ぶ理由は様々だろうが、もしあなたが”売れる文章”を書けるようになりたければ、間違っても冒頭のような最低のコピーから学んではいけない。

儲け話を売る詐欺師しか使えない…

というのも、こうした修飾語で煽ってばかりで意味ある名詞が少ないコピーって「儲け話」くらいしか売れないからだ。悲しいかな世の中には常に儲け話を求めている人(注:米国では Oppotuniy seeker と呼ばれている)が一定数いて、そうした情報弱者には響くからこうした最低のコピーはなくならない。そして、ご存知のとおり儲け話の99.99%は詐欺だ。

あなたがそんなビジネスをするなら話は別だが、まともな事業であればまず役に立たない。たとえば、カウンセリングやコーチングなど相手に寄り添う仕事をしている人が、自分のホームページに冒頭のような文章書いてたら…普通に考えてイメージ最悪だ。業務効率化のためのWEBサービスを扱っている会社が煽ってばかりのコピーを書いてたら、誰がそんな会社に仕事を頼みたいと思うだろうか?

どうすれば売れる文章が書けるようになる?

だから、もしあなたが「自分のサービス」を売れる文章を書きたいのなら、煽りいっぱいのうさん臭いコピーを真似するのではなく、王道のコピーライティングからしっかり学んでほしい。コピーライティングの本はたくさんあるが、基礎が体系化された良書を1冊繰り返し学ぶのがいいと思う。以前は洋書が強かったが、最近は日本人が書いた良書も出てきている(大橋一慶さんの『セールスコピー大全』とか)

で、安永もそうだったけど、ある程度学んだ後に必要になるのが「スワイプファイル」と呼ばれるものだ。何かというと、過去に実際に成果を上げたセールスコピーのこと。実際に売れた原因となるアイデアや構造をパクることで、初心者でも成果を上げやすくなる。事実、これまで優れた成果を上げているセールスコピーの多くは「古典」と呼ばれる名作コピーを模倣して書かれているし、天才と呼ばれる海外のコピーライター達でさえ優れたスワイプファイル(パクリ元)を数多く手元に持っている。

だから、コピーライティングを学んでいると、ある時期からこの「スワイプファイル」を求めるようになる。ただし、1つ問題がある。海外で売れた有名なコピーは本にも載っていて結構情報があったりするが、翻訳の質や文化の違いによって使いづらい面も多い。それより、日本で実際に売れたコピーの方が使いやすいのだが…残念ながらコレを提供している人はほとんどいない。だから「これは需要があるんじゃないか?」と思い、4年ほど前に提供用にnote作った

安永が書いて”実際に売れた”コピーを提供

安永はこれまで、マイナーチェンジまで含めると11年間で100本以上のセールスコピーを書いてきた。もちろん中には大コケしたものもたくさんある。実際に反応がよかったコピーは割合として10〜15%しかない。しかし、その10〜15%の売れたコピーを”スワイプファイル(パクリ元)”として使いたい人がいるかもしれないと思い、4年前にクリエイター向けのプラットフォーム「note」でテスト的に提供してみた。

すると、どうやらこのメルマガ読者の中にはコピーライティングに興味がある人も多いようで…1本目をリリースした当時は3日で100名近くの方が買ってくれた。ありがたいことに、ボブの商品で使ったコピーまで買ってくれてる人もいた。「そのうちメルマガで流れてくるかもしれないのに…」と思いながらも、買っていただいた方に少しでも感謝の気持ちを示そうと内容をブラッシュアップしたことを思い出した。

6/19(月)まで:事業終了前に再度1,000円OFFで案内

で、色々あって現在まで8本のスワイプファイルを提供している。最近はもうこの『THE GO-GIVER』の事業自体をクローズするくらい本業である防災設備業の経営にフォーカスしているので、もう新たなスワイプファイルをアップするのは難しいのだけど(本当はBtoB向けの新規開拓DMで上手くいったコピーが複数あるんだけど)…おそらく既存の分だけでも役に立つ人はいると思う。

だから今月末にメルマガ終了する前に、今いちど案内させていただくことにした。6/19(月)まで事業終了に向けたキャンペーンとして全て1,000円OFFにしているので、よければこの機会にチェックしてみてほしい。

PS
ちなみに、最も大きな成果が上がったのは40-50代の主婦を中心に累計2万人超の新規顧客を獲得したこちらのコピーだと思う。あなたの顧客層が似ているならきっと参考になるんじゃないかな

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